本、遊び、交流...みんな「ホントカ。」に集まれ!小千谷市の複合施設オープン迎え盛況
新潟県小千谷市本町1の図書館等複合施設「ホントカ。」が9月28日、オープンした。15万冊をそろえる図書館機能を中心に、子どもが体を動かせる遊び場や交流スペースなどを備える。記念イベントを行った28、29日は計1万人が訪れ、にぎわった。 「ホントカ。」は旧小千谷総合病院跡地に建設した。2階建てで延べ床面積は約4600平方メートル、事業費は約40億円。 28日の記念イベントでは、市制施行70周年に合わせて70メートルのテープカットを実施。施設に沿って並んだ子どもや関係者ら約120人が一斉にはさみを入れ、開館を祝った。 施設を設計した建築家、平田晃久さんの解説会も開いた。平田さんは建設地を訪れた際、越後三山を望む景色が印象的で「小千谷の人にとって特別な場所だと思った」と振り返り、地形を生かした設計になっていることを説明した。 館内にある作業スペースで早速試験勉強に励んでいた小千谷市の高校2年生(17)は「建物がきれいで景色もよく、勉強がはかどる。たくさん利用したい」と笑顔だった。 オープンを記念して、10月20日までの土日曜祝日に読み聞かせ会やワークショップなどを開く。