アジア最高額はどこ!? 代表チーム最新市場価値ランキング4位。60億超え! メキメキ力をつけるお金持ちの国
FIFAワールドカップ(W杯)アジア最終予選が9月から始まり、アジア各国の代表がW杯の切符をつかみ取るためしのぎを削っている。近年はアジアの選手も評価されるようになり、市場価値も全体的に増加傾向にある。今回は、アジアの代表チームの市場価値をランキング形式で紹介する。(成績は『transfermarkt』参照。※メンバーは11月シリーズ発表時点のもの)
4位:アラブ首長国連邦(UAE)代表 最新FIFAランキング:68位 総市場価値:3995万ユーロ(約63億9200万円) 最高額選手:ファビオ・リマ(700万ユーロ/約11.2億円) 4位には、前回大会で韓国代表をワールドカップ出場に導いたパウロ・ベント監督が率いるアラブ首長国連邦(UAE)代表がランクインした。その総市場価値は3995万ユーロ(約63億9200万円)となっている。 今年行われた14試合で複数失点はわずか1回と堅守が特長で、このことからも予想できるように守備陣に市場価値が高い選手が多い。大台となる100万ユーロ(約1億6000万円)以上の市場価値を記録した守備的な選手は今回の招集メンバーだけで9人もいる。 粒ぞろいなDF陣に加えて、攻撃陣にはブラジルから帰化したファビオ・リマ(アル・ワスル)が健在だ。現在31歳とベテランと呼ばれる年齢に差し掛かっているが、市場価値は代表の中で最も高額な700万ユーロ(約11.2億円)と衰えることを知らない。今夏に最高額を更新したばかりだ。 彼の後を追うように今年10月にはブルーノ(アル・ジャジーラ)がブラジルから帰化。現在23歳のFWは国内リーグで得点を重ねており、近い将来にもUAE代表のエース格になることが期待されている。 活躍しているのは、彼らのような帰化選手だけでなく、UAE出身の若手の選手の台頭も著しい。中でも元UAE代表DFを父に持つFWハレブ・スハイル(シャバーブ・アル・アハリ)は、21歳にして所属クラブと代表のどちらでも主軸を担っている。直近のキルギス戦でも2ゴールを決めて勝利の立役者となっており、市場価値も250万ユーロ(約4億円)とチームトップクラスだ。 最終予選ではイラン代表とウズベキスタン代表との同組で現在3位とやや遅れを取っているが、1990年大会以来の出場の可能性も十分にあるだろう。それだけの戦力は揃っている。
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