ユヴェントス就任のモッタ(C)Getty Images

ユヴェントスは、チアゴ・モッタ監督の就任を発表した。 ファイナンシャル・フェア・プレー違反の影響で欧州カップ戦に出場できなかったユヴェントスは、マッシミリアーノ・アッレグリ監督の下で今シーズンをスタート。コッパ・イタリアを制し、セリエAでトップ4フィニッシュを飾って来シーズンのチャンピオンズリーグ（CL）出場権を獲得する上々の1年間を送った。 しかし、1-0で勝利したコッパ・イタリア決勝のアタランタ戦でアッレグリ監督がレフェリーに対して不適切な振る舞いを取ったことを受け、ユヴェントスは同指揮官を解任。シーズンの残り数週間を暫定的にパオロ・モンテーロ氏に託していた。 新シーズンに向けて新指揮官の招聘が必要となったユヴェントスが当初から白羽の矢を立てていたのがモッタ監督。昨シーズンから指揮するボローニャを今シーズンの大躍進に導き、クラブに60年ぶりのCL出場権をもたらしていた。しかし、シーズン最終節を前に同指揮官の今夏の退任が決まり、その将来には注目が集まっていた。 そして12日、ユヴェントスはモッタ監督の就任を発表。両者は2027年6月末までの3年契約を結んでいる。 モッタ監督はクラブの公式ウェブサイトで「ユヴェントスのような偉大なクラブを指揮する新たなチャプターを始められることに本当に満足している。ユヴェントスのフラッグを高く羽ばたかせ続け、ファンを満足させるための私の野心に確信を持ってくれたオーナーや首脳陣に感謝している」とコメントした。