より自然体になってきた阪神・佐藤輝明選手【立浪和義の超野球論】
どの打順でも堂々
5月28日の西武戦(メットライフ)で3本塁打を放った佐藤輝[写真=佐藤博之]
5月28日の西武戦(メットライフ)で、新人・佐藤輝明選手が自身初の3本塁打をマークしました。コースと球種もそれぞれ違いましたし、高橋光成投手、ギャレット投手と好投手から打ったのも素晴らしいと思います。 5月終了時点で、村上宗隆選手(ヤクルト)、岡本和真選手(巨人)に1本差の3位となる13本塁打、打点も岡本和選手の44に次ぐ2位の38です。まだ先が長いとは言え、本塁打、打点の2つのタイトルを獲得する可能性も十分にあります。 佐藤輝選手は開幕からスタメンで起用され、豪快なホームランを随所で打っていましたが、打率的には1割台が続いた時期もあります。そのときチームの好調さもあってですが、首脳陣の判断で起用を続けてもらったことも大きかったと思います。バッターは好不調で使ってもらったり、外されたりしていると、結果を求めて焦ってしまい、打撃を崩しがちですからね。 大山悠輔選手が離脱していた時期に・・・
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週刊ベースボール