「オフサイドになってはいけない」前田大然の“幻ゴール”、セルティック伝説GKの指摘が過去の本田圭佑と完全一致。「前田さん、ライン見れるでしょ」
二度ネットを揺らしながらオフサイド
5月11日に開催されたスコットランドリーグの第36節で、日本人5選手が所属する首位のセルティックは、3ポイント差で2位の宿敵レンジャーズをホームに迎え、2-1と下した。 【動画】伝説OBが指摘した前田大然の幻ゴール 3連覇に王手をかけた一戦で躍動したのが前田大然だ。38分には左サイドから果敢に仕掛けてクロスを送り込み、これが相手MFジョン・ランドストラムに当たってオウンゴールを誘発。得意のハイプレスでも敵のキーマンであるジェームズ・タバーニアを抑え込むなど、攻守に渡って貢献する。 ただ、惜しかったのが、60分と89分とネットを揺らしながら、いずれもオフサイドでゴールが認められなかったシーンだ。 右サイドから送り込まれたクロスをファーサイドで受けてシュートを放った後者について、セルティックのレジェンドGKであるパット・ボナー氏が、英公共放送『BBC』でこう発言している。 「彼はそのポジションでオフサイドになってはいけない。マエダはラインを向こう側まで見ることできた」 相手の最終ラインが全て視界に入っている位置にいるのだから、オフサイドに掛かるなという指摘だ。この点については、過去に本田圭佑も同じ指摘をしていた。 カタール・ワールドカップの初戦となったドイツ戦の開始早々、伊東純也が右サイドから供給した絶妙のクロスを前田がファーサイドでゴールに叩き込むもオフサイドになったシーンで、解説を務めていた本田はこう悔しがった。 「前田さん、ライン見れるでしょ」 この動き出しを磨き上げれば、さらに脅威になるのは間違いない。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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