洗濯物は「まとめ洗い」で年間「4500円」の節約に!? でもニオイが原因の「洗い直し」で、節約にならない場合もあるって本当?
まとめ洗いが逆効果になる可能性も?
P&Gジャパン合同会社が20代から60代の男女1000人を対象に行った「家庭での洗濯に関する調査」によると、68.9%の人が洗濯物のまとめ洗いをしています。まとめ洗いをする人は特に未婚の男性に多い傾向にあるようです。 しかしまとめ洗いをしている人に「洗濯物の仕上がりを見て洗い直しをした経験は?」という質問をしたところ、33.7%が「洗い直しをしたことがある」と回答しました。洗い直しの大きな理由として、汚れ落ちや臭いが気になることが挙げられています。 このように、まとめ洗いは洗い直しの作業が生じることもあります。節約と思ってまとめ洗いをしても、逆に水道代や電気代がかかってしまっては本末転倒であることを覚えておきましょう。
まとめ洗いは洗濯物の状況に応じて適切に
洗濯物をまとめて洗ったり干したりすることは、水道代や電気代の節約につながります。ただしまとめて洗濯することで汚れが落ちにくくなったり、嫌な臭いの原因になったりもします。 汚れがついたものは下洗いをしておく、ぬれたものは何日も放置しないなど、汚れや臭いをつきにくくする衛生上の工夫も必要でしょう。無理に節約しようとすると逆効果につながりかねません。家庭の状況に合わせて、適切に洗濯しましょう。 出典 経済産業省資源エネルギー庁 省エネポータルサイト 無理のない省エネ節約 P&Gジャパン合同会社 家庭での洗濯に関する調査 執筆者:山田麻耶 FP2級
ファイナンシャルフィールド編集部