サッカー=W杯アジア最終予選、日本がインドネシアに快勝
[ジャカルタ 15日 ロイター] - 米国、カナダ、メキシコが2026年に共催するサッカーのワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会のアジア最終予選は15日、各地で試合を行い、C組首位の日本はインドネシアに4─0で快勝した。 日本は前半9分、板倉滉がロングボールの処理を誤ったところからピンチを招いたものの、GK鈴木彩艶が一対一でファインセーブを見せて難を逃れる。すると同35分、守田英正の巧みなヒールパスに抜け出した鎌田大地がゴール前の小川航基に折り返すと、守備に懸命に戻った相手選手のオウンゴールにつながり、日本が先制した。 さらにその5分後には、左サイドのスペースでボールを受けた三笘薫が右足アウトでグラウンダーのパスを出すと、2列目から勢いよく飛び込んだ南野拓実がダイレクトシュートで2点目を奪った。 そして後半開始4分、インドネシアGKがペナルティーエリア付近にいた守田へのパスミスを犯すと、守田がそのまま持ち込みリードを拡大。同24分には、途中出場の菅原由勢がドリブルでゴール至近距離までボールを運んだ後に強烈なシュートをたたきこみ勝利を決定付けた。 日本は最終予選5試合を終えて4勝1分けの勝ち点13とし、2位以下に7ポイント差をつけて出場権獲得にさらに近づいた。