大阪・通天閣で“新年の漢字”の書き初め式…書かれた文字は『博』 運営会社は先月、南海電鉄の子会社に「大阪のシンボルとして万博を契機に頑張りたい」
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正月三が日の最終日。近畿各地では新春恒例の行事などが行われました。 京都の八坂神社で行われた「かるた始め式」。神社にまつられている素戔嗚尊が結婚の際に日本最古の和歌を詠んだという言い伝えにちなんだ行事です。色鮮やかな十二単の「かるた姫」らが能舞台に上がり、百人一首の手合わせを披露しました。 滋賀県大津市の弓道場で開かれたのは、弓道の上達を願う「初射会」です。今年1本目の矢を射る「矢渡」の儀式が行われたあと、参加者たちが横一列に並び、28m先にある的を狙って次々に矢を放ちました。厳かな雰囲気の中、参加者たちは新年への思いを込め弓を引いていました。 一方、大阪の通天閣では、“新年の漢字”の書き初め式が行われました。書かれた文字は「博」。通天閣を運営する通天閣観光は、去年12月に南海電鉄の子会社になっていて、今後も大阪を代表する観光地として「博(ひろ)く」魅力を発信し続けたいという思いを込めたということです。 (通天閣観光 西上雅章会長)「大阪のシンボルとして2025年の万博を契機に、大阪の観光施設として頑張っていきたい」
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