500人が「91 センバツ TN」 富岡西で人文字撮影 /徳島
<センバツ2019> 第91回選抜高校野球大会に21世紀枠で出場する富岡西(阿南市富岡町小山)で20日、センバツ出場を記念する人文字撮影が行われた。同校の生徒や教職員約500人が集まり「91 センバツ TN」の文字を作った。【岩本桜】 ◇坂本主将「校歌、歌えるように」 センバツ旗授与式で決意 午後3時ごろ、毎日新聞社ヘリが旋回を始め、上空から黒とえんじの2色で描かれた人文字を撮影。続いて同社の丸山昌宏社長からの祝賀メッセージを投下した。その後体育館でセンバツ旗授与式が行われ、高橋哲治・徳島支局長から旗が手渡しされ、チームを代表して坂本賢哉主将(2年)が受け取った。高橋支局長が社長のメッセージを代読し「甲子園で富岡西旋風を巻き起こしてくれることを祈念しています」と激励の言葉を贈った。坂本主将は「(センバツでは)しっかり戦い、校歌を歌えるように頑張ります」と意気込んだ。最後にセンバツのために新たに録音された、吹奏楽部による校歌が流された。従来のものより明るく躍動的な演奏だという。 人文字は渡部佳代子教諭(44)がデザインを担当。人文字で使用された「TN」は富岡西の頭文字から取り、同校の制服などに使われている。他にもスクールカラーのえんじ色を加えるなど工夫を凝らした。渡部教諭は「天気が心配だったので無事終わって良かった。どんな風に仕上がったか後日確認するのが楽しみです」と笑顔だった。