フランス中部と南部に大雨 ワインの産地では厳戒態勢も
サン・マルセル・レ・アノネ、フランス、10月18日 (AP) ― フランス南部と中部に降った大雨で10月17日、各地で中小河川が氾濫、洪水が発生し、中部では道路や鉄道線路が冠水し、交通機関に乱れが生じた。 南部アルデーシュ県の一部では、24時間で500ミリの降水量を記録。 フランス気象庁は、この地域に洪水の赤色警報を出し、17日夜まで降り続く大雨に対する警戒を呼びかけた。 国鉄SNCFは、リヨンとサンテティエンヌを結ぶ地方列車を運休させた。列車の運行は18日の朝まで列車の運転再開の見込みは立っていないという。 両市を結ぶ幹線道路も冠水のため、閉鎖された。 当局はいくつかの地方道路を封鎖し、浸水地域を避けるよう住民に呼びかけている。 ワインの産地であるローヌ地方とロワール地方では厳戒態勢が敷かれ、当局は冠水した道路を車や徒歩で横断しないよう住民に警告している。 (日本語翻訳・編集 アフロ)