「規律」を制すグラフィック。SHOEI GT-Air3より新グラフィック「DISCIPLINE」が7月発売予定
ヘルメットメーカーSHOEIより、プレミアムツーリングヘルメット「GT-Air3」の新グラフィック「DISCIPLINE(ディシプリン)」が発表された。全3カラーのラインアップで、今年7月より順次発売を予定。価格はソリッドモデルから1万2,100円アップの8万300円(税込)となる。 【画像】SHOEI GT-Air3 DISCIPLINEをギャラリーで見る(9枚)
落ち着いたデザインが毅然とした風格を醸し出す
今回発表された「ディシプリン」は、翻訳すると“規律”や“統制”といった意味。固い言葉を体現するかのような、規則性を持つグラフィックデザインが特徴的だ。 チンガード部分に刻まれたストライプがまるでゼブラゾーンのように整然と並び、ヘルメット全体を緻密なグラフィックが覆う。シンプルでありながらも、一目見ただけで緊張感を意識させるクールなデザインとなった。 カラーはTC-2 (BLUE/BLACK) マットカラー、TC-1 (RED/GREY) マットカラー、TC-6 (WHITE/BLACK)の3種類がラインアップする。
より高度に研ぎ澄まされたツーリングフルフェイスGT-Air3
SHOEI「GT-Air3」は、従来モデルGT-Air2のデザイン・ベンチレーション・シールドシステムなど各部を一新し、より高い品質と性能を発揮。空力性能や換気効率が見直され、従来型から大きく昇華された快適性能が体感できる。 ヘルメットの空力性能に貢献するサイドパーツにより、スポーティな外観にも寄与。従来モデルとの空力性能を比較すると、上方へ浮き上がろうとするLiftが11%、前方から押し付けられるDragが6.5%とそれぞれ低減された。※SHOEIの大型風洞設備での参考数値。 ベンチレーションシステムは、新設計されたベースパーツやリブ、シャッターの形状により効率的に走行風をヘルメット内へ導入。従来モデルに比べ前方にアウトレットホールを配置することで排気効率の向上も実現させた。 チンガードに装着されたエアインテークには、虫などの侵入を防ぐ脱着式デフロスターフィルターを装備。同梱のブレスガードKを装着することでシールドの曇りを防ぐと同時に、走行風の一部を取り入れることでヘルメット内の息苦しさ低減に一役買っている。 GT-Air3ではバイク用インカムの専用設計も充実。SENA製のSRL3、サイン・ハウス製B+COM SX1の専用装着機構「SHOEI COMLINK」対応モデルとなっている。よりコンパクトにインカムが装着可能なため、ヘルメットのデザインを損なわないことはもちろん、シート下などに収納しやすい点も大きな魅力だ。