「台所は女の人の聖地だから」家事をやらなかった“亭主関白の夫”と、離婚せずに15年も続いたワケ
とにかく、妻である私の家事を削減しました。もちろん家電にも思いっきり頼っています。 この15年で家事の変化を羅列してみます。 ・食器手洗い → 食洗機 ・洗濯物干し → 衣類乾燥機 ・洗濯物グッズの片づけ(ハンガー等)→洗濯にまつわる干し物グッズは断捨離 ・掃除機メイン → ルンバメイン ・煮物・夕食準備 → ホットクックで作る(タイマー設定して) ・蒸し物・焼き物 → レンジ・オーブン これらをフル回転して使っています。 大掃除などの掃除は専門業者にたのみ、車の洗車やアレコレは全て外注しています。 他にも、毛布や布団のメンテナンスは専用のクリーニングに頼み、牛乳などの重たい買い物は週1のコープの個配に予約配送してもらっています。お米はお気に入りのふるさと納税『山形県寒河江市/お米の定期便』で送ってもらっています。1か月に1回、10㎏が自動的に届いています。 家が狭いのもあり、大切な思い出の品や普段使わないものは『宅配型トランクルーム』に預かってもらっています。私は元々捨てるのが上手ではない人間です。子供の作品など、どうしても捨てられないものは宅配型トランクルームで差し当たり預かってもらっています。サイズにもよりますが、月に数百円です!年間にすればそこそこのお値段なので、『それでも置いておきたい?』と自分への問いかけにもなります。
何と言っても、 お家の間取りやコンパクトさ
まぁこの件については図らずも…ではあります。我が家は買い時を逃しただけで、広い家にはとーっても憧れています。ですが、それとは真逆の約50平米マンションに5人で住んでいるため、お家の中はコックピット状態。もちろん、モノを置くところは置く!広く使う所は使う!と我が家なりの集中と選択はしているつもりです。 広く使うところは、極限までモノを少なくしています。それと同時に、必要なモノがすぐに取れる状態にしています。いわゆる、一軍と呼ばれる使用頻度が高いモノは、リビングにいれば10秒以内に手に取れるようにしています。 ・コップ ・耳かき ・辞書 ・ボールペン ・パソコン ・子ども達の勉強道具 家族で話し合い動線を決めて、探し回らなくても良い場所に保管しています。 以上のあれこれが整ってから、あら、なんということでしょう~ 夫婦喧嘩が激減しました。 お家に帰ってからのイライラや、家が汚いモヤモヤもなくなりました。 だから同僚や友人に、夫にイライラしない秘訣?は、と聞かれると、『夫よりも、まずはお家の快適さを優先してみては?』と答えています。まず、自分以外の人にイライラする前に、目の前の空間をどうにかするのも一つかもしれません。あくまでも当社比で合っているかは分かりません。あしからず。 それにしても、我が家は10数年前よりぐーーんと快適になりました。こちらも当社比ですが、間違いなく統計的有意な差も出ていると感じます。はい。ではまた!
Profile ・ぽに 関西在住。約50平米のマンションに3歳・小2・小4の男の子3人、モーレツサラリーマンの夫と5人暮らし。出張多め、両家遠方、夫婦共に研究職。ワンオペや出世の厳しさ、家事・育児の奮闘を書いたブログが人気になり書籍化された【ススメ共働家】。つまずき、転び、前のめる共働きの日常と現実を軽快に発信し続けている。