「台所は女の人の聖地だから」家事をやらなかった“亭主関白の夫”と、離婚せずに15年も続いたワケ
2009年の冬に結婚した私達夫婦。今年で、 結婚15周年になります
結婚することになったのは2008年。 なんだかんだ、会場の空きだったり、うちの姉が同じ年の春に結婚したこともあり、夫の兄も夏に入籍するなどバタバタして…両家の親戚の集まりを考えるといつが良いかな~と話し合った末、2009年の冬になりました。 離婚危機にも…。 妻が抱えがちな「名も無き家事」に夫が気づかない理由 ね~~あっという間です。 結婚当初の夫は、優しさを醸し出し、妻に寄り添うそぶりを見せながら、 絶賛、亭主関白。 台所にはぜーんぜん立たないんです。包丁やお鍋なんて持とうともしません。 何で立たないの?と聞くと真顔で、 「台所は女の人の聖地だから」 といいました。 シェーー―!! どえらい考えの人と結婚してもーた! それもそのはずで、三人兄弟の三男として育ち、母方の祖父母と同居。お家のことはお母さんとおばあちゃんが全てしてくれました。うーん。まぁ分からなくもない。変に子ども達に家事に手を出されるよりも、女性2人でやった方が早いわ!ってなることもある。お姑さんと嫁ではなく、実の母と娘なので余計そうだったのでしょう。 で、こんな夫と揉めに揉めつつ(いろいろ端折りますが壮絶でした)、もうすぐ15年目に突入しようとしています。 結婚当初はほぼ10対0(妻:夫)だった家のこと。 今はどうなっていると思いますか?
おおよその肌感ですが、 6:4(妻:夫)になりました
やったーー!!結婚当初の悩んでいる私に教えてあげたいです。やっと、ようやっと夫の比重を4まで増やしました。ちなみに、夫の家事は以下です。 ・ 家族全員の洗濯物をたたむ ・ 畳んだ洗濯物を片付ける ・ ゴミ捨てのアレコレ ・ 週に1~2回の夕食準備 ・ 週に3回の保育園お迎え ・ ちょっとした買い物 ・ 食器片づけなど その他に思いつく家事や子供のことは、ほとんど私でしょうか。うん。でも上記をシェアしたおかげで、とーーってもラクになりました。 私は結婚後10か月くらいした時、あまりにも夫が家事をしないので一切洗濯物を畳まなくなりました。自分の分も畳まず、洗濯物の山にしていました。洗濯物を畳みたい人が、畳んだらよろしいやん。とストライキのようなことをしました。 すると、夫が畳み始めました。 今では、私の畳み方は激ヘタクソですが、夫は早くて綺麗です。 10数年のキャリアは人を変えますね。ちなみに、子ども達は洗濯物を畳んでいる母親を滅多に見たことがないです。我が家は男の子3人なので、『洗濯物は男性が畳むものだ』と刷り込むのも悪くないと勝手に思っています。 さて、家事分担が夫:妻、4:6の我が家。妻の家事分担を『6』にしたのは、夫に家事を擦り付けたと言うよりも、担当していた部分を徹底的に削減したからです。 次のページではその詳細を紹介させて下さい。