「リニアなどスピード感もって課題に対応」就任半年の鈴木康友・静岡県知事が定例会見
静岡県の鈴木康友知事は26日、定例記者会見で就任半年の所感を問われ「スピード感をもって課題に対応してきた。例えばリニア中央新幹線静岡工区については、就任直後から国交相やJR東海の社長、大井川流域のみなさんと会い、課題解決に向け意見を交換した」と述べた。 静岡工区について、県は3分野28項目にいて対話や対策が必要としているが、鈴木知事就任後は3項目について対話が終了。17項目について議論を続けており、「残りの項目についても速やかに(対話を)始めたい」との考えを示した。 山梨県側から進められている高速長尺先進ボーリング調査が20日に県境を越えたことについては「今のところ順調に進んでいる。JR東海には変化があれば速やかに報告するようお願いしている。引き続き状況を注視する」と応じた。