"白いご飯"が大好きなゴルファーへ。ラウンド前、ラウンド中の効果的なご飯の食べ方とは? 食の専門家に話を聞いた
夜食のご飯は太りやすいし、睡眠の質が落ちやすい
夜、寝ている間も基礎代謝でエネルギーは減っている。だから 「エネルギーチャージ、体を起こすといった意味合いでも朝食は大事。ゴルファーだと、コースまで車の運転もありますよね。糖質不足で集中力が欠けていたら危険ですよね」 さらに、ランチタイムがあるなら、そこでさらに補給、ランチなしのスループレーなら中食としておにぎりなどを食べるのが、パフォーマンスを維持するためのゴルファースタイル。 ただし、寝る直前の食事はできるだけ避けよう。 もちろん、太りやすいというのもあるが 「寝る前に糖質を取り過ぎると、睡眠の質に影響が出るとされています。血糖が上がっているので、深く眠れない可能性も考えられます」 とのこと。ちなみに「寝る前」の定義の目安としては2~3時間程度。たとえば、残業で帰宅と夕食が遅くなりそうな日なら「分食してみてはどうでしょう」。 一気に食事を取るのではなく、会社でおにぎりなどを食べ、帰宅して肉や野菜などのおかずを食べる、といった具合だ。これで、寝る前の食べすぎは防げる。 太ったり、睡眠の質が落ちたりを防ぐ手助けになるということ。睡眠の質の低下は、ゴルフだけでなく仕事のパフォーマンスダウンにもつながりかねないので、ゴルファーならずとも要チェック。“分食”は、キーワードとしてぜひ覚えよう。 そして結論。白ご飯=太る、ではないし、白ご飯=パフォーマンが落ちる、というわけではない。ただ「食べ過ぎると太る」。 「プレー前、お腹がパンパンになるほど食べてしまうとパフォーマンスが落ちる(かもしれない)」 ということ。 食べ方と量に気を付ければ、ピカピカの白ご飯を食べるのも秋の楽しみだ。 ※週刊ゴルフダイジェスト2023年11月28日号「ゴルファーのための白ご飯講座」より
週刊ゴルフダイジェスト