物価高時代、韓国の主流は“ケチテク”…進化するコンビニのサブスクサービス
【12月22日 KOREA WAVE】長期間の物価高が続く中、割引などを活用して支出を減らしたり、特典を積極的に利用する「チャンテク」(節約とテクノロジーを合わせた造語)消費が主流となった。コンビニ業界は、毎月一定金額を支払うと定められた回数だけ割引を受けられる「サブスクリプションサービス」の強化に力を入れている。 GSリテールが運営するGS25は、来年2月に既存のサブスクリプションサービスを一時中断し、改編を進める。GS25の関係者は「細分化された顧客の需要に合わせて、より高度化されたサブスクリプション方式を提供する」と明らかにした。 GS25は「ウリドンネGSアプリ」で▽ウリドンネGSクラブハンキ(月3990ウォン)▽ウリドンネGSクラブカフェ25(月2500ウォン)――の2種類のサブスクリプションサービスを運営してきた。30日間、弁当やキムパプなどの簡単な食事(ハンキサービス)とカフェ25の飲料メニュー(カフェ25サービス)を20~25%割引で購入できるため、今年1~11月の利用件数は前年同期比でそれぞれ39.0%、56.1%増加した。 セブンイレブンは、シャンパン、ワイン、弁当、セブンカフェ、グリーンアメリカーノなどの簡単な食事やコーヒーはもちろん、酒類にもサブスクリプションサービスを導入している。今年1~11月の売り上げは前年より200%も増加した。 シャンパンのサブスクリプションは月9900ウォンを支払うと、その月に指定されたシャンパンを10%割引で購入できる。1日に販売が開始された際にはわずか5分で400個の準備量が完売した。ウイスキーのサブスクリプションは今年2月に登場した時にすぐに完売し、ワインのサブスクリプションも月3900ウォンで商品企画者が厳選したワインを10%割引で購入できることから好評を得た。 BGFリテールが運営するCUは今年5月、サブスクリプションサービスをリニューアルし、月平均のサブスクリプション利用件数がリニューアル前(1~4月)に比べて60%増加した。 CUはリニューアルを通じて、食事管理、実用的な食事、簡単な食事、冷たい飲料、甘いデザート、ゲット・アメリカーノなど6つのカテゴリーに細分化し、割引の適用基準をこれまでの「1日1回」から「1日5回」に増やし、1回の購入で最大5個まで割引が適用できるように変更したことが効果的だった。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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