生鮮カツオ水揚げ量 宮城・気仙沼港が28年連続日本一が確実に
khb東日本放送
生鮮カツオ水揚げ量日本一を誇る宮城県の気仙沼港は、2024年も水揚げ量が他の港を大きく引き離していて28年連続日本一となることが確実となりました。
漁業情報サービスセンターによりますと、2024年の生鮮カツオの水揚げ量は26日現在で気仙沼港が1万9979トンと、2位の千葉県勝浦港の5086トンを大きく引き離しています。 三幸丸石倉孝文船頭「気仙沼は加工相場が強く、餌の関係もある。千葉の勝浦に揚げてもイワシが無いので気仙沼ということになってくる」 現在も、カツオの漁場は青森県沖などにあり、このままの状況が続けば気仙沼港が28年連続で水揚げ量日本一とことが確実となりました。 気仙沼漁協臼井靖参事「カツオ漁は当初から順調なスタートを切って、中盤1日1000トンを超えるような水揚げもあったりして順調に伸びている。市場だけでなく、この地域にとってもカツオの豊漁は良い経済効果を生むと思う」 鮮魚を扱う店舗では豊漁ということもあり、カツオの価格は安定しているということです。 気仙沼お魚いちば志田一司さん「安いですね。例年に比べれば2割ほど安い」 気仙沼港でのカツオの水揚げは、12月ごろまで続きます。
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