マイル女王の子どもたちが続々デビュー!【今週デビューの2歳馬情報】
◆11月2日のデビュー予定馬 ●東京芝2000m アロヒアリイ(牡、ドゥラメンテ×エスポワール、美浦・田中博厩舎) 母は4勝(ターコイズS2着)。おじアドミラブル(青葉賞勝ち馬)。1週前の追い切り(※以降も時計は、主に1週前のもの)は、ウッド6F81秒2-11秒3。「追い切りは水準レベルをクリア。大柄で重厚感あり馬体は、完成度こそ高くないものの、素材としては楽しみなものがある。血統的に中長距離向き」と記者の話。鞍上は戸崎騎手の予定。 【2歳馬情報】マイル女王の子どもたちが続々デビュー! ダノンアンチュラス(牡、エピファネイア×アンチュラス、美浦・国枝厩舎) 母は2勝(ファンタジーS2着)。半兄シュトルーヴェ(現6勝、重賞2勝。※以降も現役馬の成績は、10月25日現在)、アンティシペイト(七夕賞3着)。セレクトセール2億7500万円(税込)。追い切りはウッド6F82秒5-11秒4。内目をまわったとはいえ、なかなか速い時計が出ている。鞍上は横山和騎手の予定。 ディベルティスマン(牡、キズナ×レディオブキャメロット、美浦・菊沢厩舎) 近親ビューティフルデイ(5勝)。追い切りはウッド6F82秒7-11秒5と、終いまでしっかり時計が出ている。 ●東京ダート1600m ツァガーンサル(牝、Not This Time×モンゴリアンチャンガ、美浦・萩原厩舎) 半兄Medina Spiritは北米G1勝ち馬。1週前の東京ダートマイルを予定も、更なる良化を見込み、1週伸ばして当レースを予定。追い切りは、ポリトラックで5F68秒台、1F11秒台後半の時計が出ている。 カラヴァジェスティ(牡、Caravaggio×Tonahutu、美浦・奥村武厩舎) 母は北米G2で2着、G1で4着。追い切りはウッド5F68秒3-11秒6をマークしている。 ●京都芝1600m(牝馬限定) マドモアゼルアスク(牝、エピファネイア×ストレイトガール、栗東・藤原英厩舎) 母はヴィクトリマイル2回などG1を3勝。追い切りはCW6F83秒3-11秒6の時計をマークしている。 ファジーロップ(牝、サートゥルナーリア×ラビットラン、栗東・吉岡厩舎) 母は4勝(重賞2勝)。おじアサクサゲンキ(小倉2歳S勝ち馬)。追い切りは坂路57秒6-13秒2。10月20日のCWでは6F82秒6-12秒1をマークしている。鞍上は鮫島駿騎手の予定。 ルージュカリーナ(牝、エピファネイア×ボインビューティー、栗東・友道厩舎) 半姉ルージュスタニング(現2勝)。CW6F84秒2-11秒7の時計が出ている。鞍上は岩田望騎手の予定。 ワンコールアウェイ(牝、サートゥルナーリア×モーニングコール、栗東・杉山晴厩舎) 母は3勝。祖母ピースオブワールド(阪神JF勝ち馬)。追い切りはCW6F83秒1-11秒6の時計が出ている。 ◆11月3日のデビュー予定馬 ●東京芝1400m ショウナンヤッホー(牡、ニューイヤーズデイ×アドマイヤキュート、美浦・栗田厩舎) 母は3勝。半兄スペシャルドラマ(3勝)、おじグランプリボス(G1を2勝)。追い切りはウッド6F82秒7-11秒3の好時計をマークしている。 ●東京芝1800m レイニング(牡、サートゥルナーリア×クルミナル、美浦・国枝厩舎) 母は2勝(桜花賞2着、オークス3着)。半姉ククナ(重賞2着4回)、半兄アライバル(重賞2着2回)、おじピオネロ(重賞2着3回)、セレシオン(現4勝、新潟記念2着)。1週前のウッド5F66秒7-11秒3も評価できるが、2週前のウッド5F66秒3、終い1F10秒8は秀逸だ。「毎週のように申し分ないタイムが出ているが、動きも抜群。前向きで、切れを感じさせる。稽古通りなら勝ち負け」と記者の話。鞍上は戸崎騎手の予定。 ●京都芝1800m エスタンシア(牝、ドゥラメンテ×マラコスタムブラダ、栗東・松下厩舎) 半姉レシステンシア(阪神JF勝ち馬)、半兄グラティアス(京成杯勝ち馬)。追い切りは坂路で51秒8-12秒2。「姉は筋肉量が豊富な短距離型だったが、こちらはシャープな体つき。父が変わり、馬体のシルエットや気性から距離は保ちそうなタイプ」と記者の話。鞍上は北村友騎手の予定。 アスクヴォルテージ(牡、Frankel×レッツゴードンキ、栗東・藤原英厩舎) 母は桜花賞勝ち馬。追い切りはCW6F83秒0-12秒0の時計が出ている。 セプトラム(牡、レイデオロ×ソベラニア、栗東・渡辺厩舎) 半兄シュバルツクーゲル(現2勝、東京スポーツ杯2歳S2着)、シュヴァルツリーゼ(弥生賞2着)。追い切りはCW6F81秒8-12秒5。終いは少々かかったものの、全体時計は速い。鞍上は鮫島駿騎手の予定。 ●京都芝1200m インブロリオ(牝、アドマイヤムーン×プリディカメント、栗東・吉村厩舎) 母はJRA3勝、地方で2勝。追い切りはCW6F81秒6-11秒8と全体時計が上々だ。 ●福島ダート1700m ランフォザプライド(牡、ナダル×エミーズプライド、美浦・高木厩舎) 半兄クラウンプライド(現6勝、重賞4勝)、おばホウオウエミーズ(福島記念勝ち馬)。追い切りはウッド5F67秒2-11秒5。ナダル産駒は、10月22日時点で、ダートの新馬戦の勝率35・3%、連対率58・8%の好成績を残しており、初戦から期待大だ。
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