新型ミニ・クーパー登場!!! よりパワフルに、より愛らしく、そして先進的になった!!!
愛らしさは変わらず、より先進的に! 【写真を見る】新型ミニ・クーパーの内外装を徹底チェック!!!(32枚)
3気筒と4気筒を設定
2月7日、BWMミニは、新型「ミニ・クーパー」の内燃機関搭載モデルを発表した。 新しいミニ・クーパーはすでに発表済みのBEV(バッテリー式電気自動車)とほぼおなじデザインで登場した。ただし、プラットフォームは従来モデルを大幅にアップデートした最新版を使う。 新型ミニ・クーパーはCとSの2モデルを設定する。エントリーモデルの前者は1.5リッター直列3気筒ガソリンターボエンジンを搭載し、最高出力156ps/最大トルク230Nmを発揮する。高性能版の後者は2.0リッター直列4気筒ガソリンターボエンジンを搭載し、最高出力204ps/最大トルク300Nmに達する。 クーパーSの場合、0~100km/hの加速タイムは6.6秒を誇る。ちなみにBEVのクーパーSEより0.1秒速い。組み合わされるトランスミッションはATのみで、MTは用意されない。 インテリアは円形の薄型OLED(有機EL)インフォテインメントディスプレイ(タッチ式)が目をひく。メーカーによれば量産車初採用で、直径240mmの大型サイズが特徴だ。AI(人口知能)を活用したMINI インテリジェントパーソナルアシスタントも搭載。「ヘイ、ミニ」と呼びかけることで起動し、音声操作でナビゲーションや電話などの設定がおこなえる。 さらにインパネ下部に設置されたミニ伝統のトグルスイッチは、パーキングブレーキ、ギヤセレクターなどの操作用に使う。トリムレベルはEssential、Classic、Favored、および JCWの4種類から選べる。 荷室容量は通常時210リッターで、リヤシートを格納すると725リッターに拡大する。バックレストは40:60の分割可倒式だ。 日本導入時期などは未定だ。
文と編集・稲垣邦康(GQ)