水原氏“違法賭博”疑惑 MLB「正式に調査開始」 賭博運営男性の代理人“送金が「Otani」名義”知っていた
ドジャースの大谷翔平選手の通訳を解雇された水原一平氏の違法賭博疑惑で、MLB=メジャーリーグ機構は22日、「正式に調査を開始した」と発表しました。 MLBは声明で、「大谷翔平選手と水原一平氏に関連する疑惑を報道で知って以来、情報収集につとめてきた」と説明した上で、「正式に調査手続きを開始した」と発表しました。 アメリカメディアによりますと、水原氏の違法な賭博による損失は少なくとも450万ドル(6億8000万円)にのぼるとされています。 賭博を運営していた男性の弁護士がNNNの取材に応じ、男性と大谷選手の間に面識は一切なかったと答えた一方、「水原氏からの送金が『Otani』名義だと知っていた」と明らかにしました。 賭博を運営していた男性の弁護士 ダイアン・バス氏 「Otaniから、借入金と書かれた振り込みのメモがあった」 男性と水原氏については日本の国税庁にあたる機関の捜査対象となっていて、今後の捜査の行方も注目されます。