「ぷりきゅあ」がコラボNO! “ボロ家騒動”いなば食品が反論画像も「内部リークが止まらないワケ」
4月に新入社員の寮が雨漏りしている“超ボロ家”だったことや、給料の条件にウソをついて募集していたことなどが報じられHP上で謝罪した「いなば食品」。だが、内部リークが止まらないようだ。 【これはヤバい…写真あり】「物足りんハイツ」「膝下アパート」など…ゴミ屋敷の壮絶「片付け動画」 文春オンラインは、女帝といわれる社長夫人である稲葉優子会長が社員に「アップルウォッチ禁止令」を出していることや、工場が食品衛生法に違反していることを指摘。また、Xのインフルエンサーである滝沢ガレソ氏は、騒動当初からタレコミが来た写真や動画などを発信し続けている。 特に優子会長はお気に入りのイケメンの社員を付き人にしたり、「会長から少し離れた」という理由で高級財布を買わせたりしていたという内容まで画像や動画つきでリーク。5月14日には、ペットフードの製造過程における衛生環境の悪さを写真付きで告発している。 「その告発を受けてか、いなば食品は翌15日に『弊社の製造するペットフードの衛生管理及び品質管理について』と題してHPを更新。そこには、写真付きできれいに清掃されたノズルなどを公開し、工場の衛生体制について暗に“反論”していました」(全国紙記者) 騒動は収まる様子をみせないが、社長と会長は責任を取るつもりはないようだ。 「いなば食品は1805年に創業家の稲葉家が商売を始めたオーナー企業。不祥事を起こそうが解任するハードルは非常に高いでしょうね。 あるとすれば労基法や食品衛生法に引っかかって会社が刑事責任を問われる場合など、世間的に引責辞任が免れないというケースはあるかもしれませんが……」(同・全国紙記者) そんな対応をみてか、企業として“関わるのをやめた”ケースもある。 テレビアニメ『わんだふるぷりきゅあ!』(テレビ朝日系)は4月26日に公式サイトで、いなば食品とのコラボ企画「いなばWanちゅ~る・いなばCIAOちゅ~る×『わんだふるぷりきゅあ!』画像投稿キャンペーン」の中止を発表した。詳細はかかれていないが 《諸般の事情により協議の上、中止させていただくこととなりました》 と説明されている。 一部の愛猫家からはネット上などで不買運動にまで発展しているケースも。いなば食品側もHPなどで反論をしているが、内部リークはなかなか止まりそうにない。 「今回、稲葉社長も優子会長も、誰一人表に出て謝罪の言葉を述べていません。つまり、“沈黙は金”とばかりにダンマリを決め込んで、嵐が過ぎるのを待つつもりなのでしょう。しかし、一度“火がついた”社員やスタッフからの怨嗟の声はとてもじゃないが、収まりそうにない。 はじめは社員寮が“ボロ過ぎる”という話でしたが、次第に工場の衛生体制や食品衛生法など業務の根幹にかかわるような話になっている。早期に鎮静化を図るのであれば、責任者が表に出て謝罪し、今後の改善策を発表することが大切でしょうね」(テレビ局報道関係者) いなば食品の工場壁面には「世界の猫を喜ばす。」と書かれている。その猫を愛する飼い主たちをも、納得させる対応をみせてほしいものだが……。
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