「浴室乾燥」を使用するのと「乾燥機能付き洗濯機」を使用するのとではどちらが節約できるのでしょうか?
共働きが増えてきた現在、乾燥機能付きの洗濯機や浴室乾燥機は家事を効率化できる便利な家電として人気です。その一方で、使用コストが気になる方も多いでしょう。せっかく家事の効率化を求めて購入したのに、使用コストが高額ならば使うのをためらってしまいます。 本記事では、乾燥機能洗濯機と浴室乾燥機の光熱費の比較や、それぞれの特徴などを解説します。
乾燥機能付きの洗濯機にかかる電気代の計算方法
乾燥機能付きの洗濯機は縦型とドラム型があり、それぞれ乾燥機能にかかる電気代が異なります。また、同じタイプでもメーカーや乾燥する衣服の量、選ぶコースによってかかる電気代は変わってくるため、一概にいくらかかると断言はできません。購入した洗濯機にかかるおおよその電気代は、「消費電力(W)×時間(h)」で計算できます。消費電力は説明書に書いてあるので、計算してみましょう。 なお、機種によっては、「6kgの衣類を洗濯から乾燥まで行った場合の電気料は1回約16.2円」といった説明が記載されている機種もあります。このほか、メーカーの中には、自社の製品を使用した場合の電気代を計算できるサイトを作っている場合もあるので、活用してみましょう。
浴室乾燥機の電気代の目安
浴室乾燥機の電気代も機種ごとに異なり、電気代の目安を取扱説明書に記載している製品もあります。現在はインターネット上に取扱説明書がアップされている製品もあるので、購入する製品が決まっているならば、確認してみましょう。 一例を挙げると、B社の製品(定格電圧 100V)の場合、5kgの衣類を標準の乾燥で渇かした場合の電気代は約88円と記されています。全国家庭電気製品公正取引協議会が定めていた目安単価である1kw当たり27円での計算です。2022年7月からは31円に値上がりしているので、もう少しかかる可能性があります。 B社が発売している浴室乾燥機の場合、標準モードで乾燥すると3~5kgの衣類で120~170円前後、エコモードだと40~100円前後です。単純に比較した場合、浴室乾燥機のほうが費用がかかります。