「浴室乾燥」を使用するのと「乾燥機能付き洗濯機」を使用するのとではどちらが節約できるのでしょうか?
乾燥機付き洗濯機と浴室乾燥機のメリット・デメリット
単純に電気代だけ比較すると、乾燥機付き洗濯機のほうがコスパに優れています。しかし、乾燥したい洗濯物の内容や、使用する環境によっても使いやすい製品が変わってくるでしょう。 電気代の安さだけを比較して決めてしまうと、使い勝手が悪く結局活用できなかったとなる場合もあります。ここでは、乾燥機付き洗濯機と浴室乾燥機、それぞれのメリット・デメリットを紹介します。 ■乾燥機付き洗濯機のメリット・デメリット 乾燥機能付き洗濯機のメリットは、洗濯から乾燥までワンストップで行えることです。忙しい日は、干す手間がなくなるだけでだいぶ助かるでしょう。 一方、デメリットとは、シーツなどの大物は乾きにくい、一度に乾かせる量が少ないといった点が挙げられます。家族が多かったりシーツなどの大物を頻繁に洗いたかったりする場合、使い勝手の悪さを感じやすいでしょう。 また、乾燥機付き洗濯機の補修用性能部品の保有期間は6~7年です。つまり、その期間が過ぎたら修理ではなく買い換えとなってしまいます。これもデメリットといえるでしょう。 ■浴室乾燥機のメリット・デメリット 浴室乾燥機のデメリットは電気代が乾燥機能付き洗濯機よりも高いことが挙げられますが、浴室乾燥機にはガスを熱源とする製品もあります。ガス代が安い地域なら熱源を変えればデメリットを解消できる可能性があります。 また、浴室乾燥機のメリットには、シーツなどの大物を干しやすい、防カビやヒートショックを予防する効果などがあります。干す手間こそかかりますが、冬は雪が降って外になかなか洗濯物が干せない場合、浴室乾燥機は重宝するでしょう。
電気代だけでなく浴室乾燥機と乾燥機付き洗濯機の特徴を比較したうえで選ぼう
浴室乾燥機と乾燥機能付き洗濯機は、電気代だけでなく乾燥させたい洗濯物の量や、大きさなども考えて選びましょう。家族が少ない場合は洗濯機でも十分ですが、家族が多くシーツなど大物の洗濯を頻繁にする場合は、浴室乾燥機のほうが適しています。 また、浴室乾燥機はガスを熱源とする製品も多いので、ガス代の計算もしたうえで、電気にするかガスにするか決めてもよいでしょう。 出典 全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問 ※2024/1/30 記事を一部修正いたしました。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部