バルセロナ会長がニコ・ウィリアムズ獲得に言及「本当に気に入っている」「財政は回復しつつある」
アスレティック・ビルバオに所属するスペイン代表FWニコ・ウィリアムズの去就が注目されている。同選手に対し、バルセロナが強い関心を持っていると報じられてきたが、ジョアン・ラポルタ会長が現地時間8日、スペインラジオ局『カタルーニャ・ラディオ』を通じてこれに言及した。 【動画】バルセロナFWの芸術的ゴール! 2023-24シーズンのラ・リーガにおいて、ニコ・ウィリアムズは5ゴール11アシストの活躍を見せた。現在開催中のUEFAユーロ2024(EURO2024)でもここまで全5試合中4試合に出場しており、その全てでスタメン起用されている。6月30日に行われたラウンド16・ジョージア代表戦では1ゴール1アシストを記録しており、調子の良さが窺える。 ラポルタ会長は同選手に対して「もちろん彼のことは好きだし、本当に気に入っている。(スポーティング・ディレクターを務める)デコは(ハンジ・)フリック監督と話し合って、チームの補強に取り組んでいるところだ」と述べた。また、資金は足りるのか?という問いについては「今日のところはイエスだ」と答えている。 さらに財政難が指摘されるクラブの懐事情に関して、ラポルタ会長は「この3年間は非常に濃密で、やらなければならないことがたくさんあった。しかし我々は非常によく働いてきたし、クラブの財政が回復しつつあるので、この仕事に満足している」と語った。 データサイト『Transfermarkt』が6月に発表したニコ・ウィリアムズの評価額は6000万ユーロ(約96億円)。財政が回復傾向にあると会長が明言するバルセロナは、12日に22歳になるブライテストホープを引き入れることができるだろうか。
フットボールチャンネル編集部