新潟L・平尾 リーグ開幕戦も無失点だ 15日アウェー長野戦 男子GK小島を参考にビルドアップで攻撃も
WEリーグの新潟Lはあす15日、リーグ開幕戦で長野とアウェーで対戦する。7日のクラシエ杯マイナビ仙台戦で1―0の完封勝利に貢献したパリ五輪代表GK平尾知佳（27）は「無失点に抑えられたのはプラスに捉えられる。あとはビルドアップ。そこは永遠の課題」とGKからの攻撃の組み立て強化に取り組んでいる。 足元の技術に定評のある男子のGK小島とは同い年。8月には月刊誌の企画で対談する機会があり「すごく参考になる話だった」と刺激を受けた様子。「小島君はめちゃビルドアップがうまい。チームでしっかりビルドアップをするという意識が高いし、ボールを持ったときの判断や相手の特長などがしっかり頭に入っている。自分も見習わなきゃと思った」と小島のように相手がプレッシャーをかけてきても動じない落ち着いたビルドアップで攻撃の起点となるつもりだ。 今季は守備陣のメンバーが入れ替わったが「試合を重ねるうちにみんな体を張って守れている」と手応えを感じている。「1対1や至近距離のシュートストップは得意なので、より攻撃的な守備ができたら」と前線からプレスをかけて奪い取る守備で無失点に抑えるつもりだ。
