春場ねぎ原作、新作アニメ『戦隊大失格』キャスト陣も「映画並みのクオリティだなと」監督と魅力熱弁…先行上映イベント開催
現作勢必見、スタート回でお気に入りシーンを厳選
次に登壇者それぞれの「第1話、2話のお気に入りのシーン」を発表することに。小林さんは「2話で登場する、レッドキーパーに倒される戦闘員Fのシーン」をチョイスし、「戦闘員たちがいかにして次の日曜決戦を乗り越えるか考える中で、戦いはエンタメじゃねえんだ。俺たちはあくまで世界征服をやりたいんだ。っていう理念を持ってるDにFだけはちゃんと寄り添ってくれて、中立の立場に立っていたはずの彼が最後にちゃんと戦って負けたぞっていうシーンは戦闘員Dにとって大事な転機になったんじゃないかなっていう意味で、 とてもお気に入り」と熱く語る。 梶田さんは「1話で主人公の戦闘員Dくんがドラゴンキーパーに立ち向かっていくシーンと、それをバッサリと切り捨てるレッドキーパーのシーン」をあげ、「通常であれば怪人側っていうのは敵ですけど、今回主人公はモブの怪人で、 倒すべき相手が正義のヒーローであるっていうのがくっきり描かれてるので、見ていてすごく迫力のあるシーンになっているから好きです」とのこと。 矢野さんは「2話のレッド駐屯地に入る前の夢子の虹彩認証のシーン」。アフレコの時、絵は完成されていない状態だったので、「このシーン、夢子の顔がとてもみょんってなってるけど、どういう絵になるんだろうなって思ってたんですが、出来たものをみたら、とってもぬるぬる動いとるやん!と思って」とアニメーションのすごさを語った。 中村さんは、「もう皆さん真面目なシーンばっかりチョイスされてたんで、僕の番は飛ばした方がいいと思うんです」と言いつつ、「1話の虎怪人」と発表。「行動原理が虎の恨みを晴らすためっていうところが、アフレコの時は気にならなかったんですけど、 見たら何言ってんだこいつって思っちゃって憎めないんです。ただ、虎の恨みを晴らしに行くのはここじゃないんじゃないかな」と話し、「僕らどうしても収録時は真剣に演じるので、内容を真剣に捉えがちなんですけど、こう、ちょっと抜けてるシーンっていうのに完成してから気づくことがあるんです。ここ改めて見てね、“こいつ生かしとけばよかったな。”と思うお気に入りのキャラクターですね」と語り会場には笑いに包まれた。 そして、さとう監督のお気に入りシーンは選べなかったようで「全部!」。