「練習しか無いよな!強くなるには!」激弱グラドルレスラーが練習の鬼から活を入れられ覚醒の兆し!
5日、大阪府・大阪176BOXINGにてマリーゴールド『MARIGOLD Fantastic Adventure2024』が開催。桜井麻衣が後藤智香との前哨戦で圧勝した。 マリーゴールドでは、独自のベルトを4本創設。 団体最高峰の“真紅のベルト”マリーゴールド・ワールド王座はSareeeが、 “純白のベルト”マリーゴールド・ユナイテッド・ナショナル王座(UN王座)は青野未来が、55kg以下の軽量級王座であるマリーゴールド・スーパーフライ級王座は翔月なつみが初代王者に。 シングルのベルトが元アクトレス&フリー選手に渡り元スターダム勢は結果を残せていない状況にあったが、【ミライサク】MIRAI&桜井麻衣がツインスター王座(※タッグ王座)を戴冠したことで面目を保った。 ミライサクの2人はシングル戦線でも強さを見せ、桜井はシングルリーグ戦『DREAM✴STAR GP 2024』で準優勝という結果に。MIRAIはブロック制覇こそ出来なかったが名勝負製造機としてファンに高評価を受けつつ上々の成績を残した。 しかし、MIRAIはツインスター挑戦を熱望していた天麗皇希にD✴S GPで完敗。皇希が後藤智香との【tWin toWer】でツインスター王座へ挑戦表明を行うと、MIRAIは「たまたま3入っちゃった。足元すくわれた」と負け惜しみを言いながら渋々挑戦を承諾。 これを受けた皇希は「足元すくわれた?そりゃあそうでしょう。だってアンタ、ずっと天麗皇希のこと眼中に無かったでしょ?そうやって油断してっから3獲られんだよ!」と切り返し、舌戦による前哨戦では圧勝していた。 ツインスター王座戴冠に向けて自信満々な発言を繰り返すtWin toWerの2人であったが、調印式の際には桜井がついにブチギレ。 桜井は「挑戦表明してきてくれたときにスタミナのこと言わせてもらったんだけど、あれからなんか変わった?なんも変わってなくね?D✴Sの結果から見ても、これタイトルマッチって言うよりもチャレンジマッチでしょ?挑戦表明してから、キミたち何回練習休んだ?そっからだよね。そういうところがやる気ないんじゃないのって言ってんだよ!挑戦者の前に、プロレスデビューして3ヶ月。今一番練習しないといけない時期だと思うんですね。挑戦が決まって、王者以上に練習しないと勝てなくないですか?その練習量をやってるように思えません」と公開説教。 皇希は舞台女優、後藤はグラビアアイドルなどのタレント活動も並行して行っているため思うように練習に出られていない状態。桜井の事実陳列に対してtWin toWerの2人は否定をすることも出来ず言い淀む場面も見られた。 この日は、決戦を2日に控える中で桜井麻衣vs後藤智香のシングルマッチが実施。直前の前哨戦ということでタッグ王座の行方を占うにふさわしい試合だ。 先に入場して待ち受けていた後藤は、桜井がリングインした瞬間にビッグブーツで奇襲しエルボー連打。慌ててゴングが鳴らされるが、桜井は反撃に転じるでもなく真顔でじっと後藤を見つめる。後藤は一瞬怯むも、強烈なビンタを叩き込んで自身にも活を入れる。 場外戦となると後藤はイス攻撃からジャイアント・スイングというなりふり構わず貪欲に勝利を目指す覚悟を見せる。しかし、さしてダメージを受けた様子も無い桜井がイスでぶん殴って反撃し、髪を掴みながらのキャメルクラッチ、髪を掴みながらの顔面踏みつけと後藤の心を折りにかかる。 後藤は「ナメんな!」「負けないぞ!」と自身を鼓舞しながらコブラツイストや510-N(※変形ツームストーン・パイルドライバー)を見舞い、桜井のレッグラリアート、逆打ち、バックドロップと大技を受けても「まだだ!」と叫んで立ち上がりラリアットを放つ。 しかし、桜井がカウンターのビッグブーツで顔面を撃ち抜き、シャイニング・ケンカキックから蝶野正洋直伝STFで捕らえると後藤は無念のギブアップ。