違うとは言わせない… 『ワンピ』共通点が多すぎるフランキーの父親候補
どことなく雰囲気も似ているふたり
「麦わらの一味」の船大工である「フランキー(カティ・フラム)」は、幼少期に親に捨てられ、その後「ウォーターセブン」で「トム」に拾われ、彼の弟子として生活していたところで「ルフィ」たちと出会います。ただ、フランキーの両親についての情報は長い間触れられておらず、結論が出ることなく終わるかと思われていました。 【画像】ほぼそのままじゃねーか! こちらがフランキーと同じ格好をする父親候補です(3枚)(3枚) しかし、先日発売された、公式ファンブック『VIVRE CARD』の最新版『VIVRE CARD ~ONE PIECE図鑑~ BOOSTER PACK 脅威!「新世界」の強者達!!』で、「麦わらの一味」の船大工である「フランキー」に関係すると思われる、重要な情報が掲載され、さまざまな考察が飛び交いました。いったい、どのような内容だったのでしょうか? フランキーと関係していそうと疑われているのが、「カイドウ」が船長を務める「百獣海賊団」の「大看板」である「クイーン」でした。 『VIVRE CARD』上のクイーンの「History」欄では、39年前に「平和研究所MADS(マッズ)に所属し殺戮(さつりく)兵器を量産」、36年前に「子供が生まれる」、26年前に「息子を捨て、百獣海賊団に加入」と、クイーンの過去が記載されています。 クイーンに子供が生まれた36年前は、フランキーが生まれた年と同じです。フランキーは子供の頃、海賊である親に捨てられた、という過去を持っていることからクイーンが26年前に捨てた子供がフランキーではないか、と考察されるようになりました。 もちろん誕生年が同じだけでは明確な根拠とはいえません。しかし、疑わしい点は、ほかにもありました。 まず、クイーンは科学者、フランキーは船大工や数々の機械を生み出した発明家で、両者ともに高度な技術と専門知識を持つ人物です。 ほかにも、ふたりともダンス好きなことや、自身の体を改造していること、血液型が「XF型」であることなどもあげられます。さらに、フランキーはコーラを「命の水」、クイーンがおしるこを「酸素」と呼び、甘味をエネルギーにしていることも共通点といえるでしょう。 また、一部のファンは「コミックス39巻と93巻の構図」に注目したようです。『ONE PIECE』39巻の表紙は、中央にいる主人公「モンキー・D・ルフィ」の後ろに両手でガッツポーズをしたフランキーがおり、93巻表紙には同じく中央のルフィの後ろにフランキーと似たポーズのクイーンが描かれています。 これらの共通点から、ネット上では「親子説、確定したな」「ここまで共通点があって違うとは言わせない」といった声があがる一方で、「本当に親子ならどうやって回収するの?」「クイーンの再登場は絶望的ではないだろうか」と疑問視する声もありました。 彼らの関係が掘り下げられるのかは不明ですが、いずれにせよ、これからの展開から目が離せません。
マグミクス編集部