“ニオイ”ケアを怠ると評価されない!? 外資系コンサルの採用担当が明かす仕事ができる人の条件
国内で人気企業ランキングの上位に名を連ねる外資系コンサルティング会社の採用担当は、ほしい人材のナンバーワンに「チャーム力」が高い人を挙げた。 ▶︎すべての写真を見る このチャーム力とは「プロジェクトに入れたい人」「部下にしたい人」のことで、「あの人はチャームが高い」と表現し、いい人材の代名詞となっている。 具体的には周りをまきこみ、また仕事をしたいと思わせる力。そんなチャーム力を発揮することで周囲に愛され、また会いたいと思われるので仕事がしやすくなるのだ。 一方でそれを阻害するものに男性の場合、ニオイがある。汗の専門家からは自分が臭っていると思うだけで自分らしくいられないというコメントも。 つまり、朝のルーティーンにニオイケアを加えることは、自信につながる第一歩となるのだ。
洗顔、ヒゲ剃り、そしてニオイケア。チャーム力を磨く第一歩は“身だしなみ”
男性美容研究家の藤村岳さんは「チャーム力を磨くための第一歩は清潔感のある身だしなみ。肌やネイルなど見えるところをケアする方は増えていますが、ニオイなど見えないところのケアも重要です」と話す。 今や不快なニオイはスメルハラスメントになる時代。汗クサいと相手に距離を置かれたり、嫌な気持ちにさせたりとコミュニケーションに支障をきたす要因だ。
また悪臭による不快感を与えて生理的に嫌われてしまうと、たとえ実力があっても正当に評価してもらえないことがあるかもしれない。 そんな状態の中で、一度、自分が「臭いかも?」と思い込んでしまうと、目の前の相手の会話に集中できなくなることもあるはずだ。
また男性は、女性に比べて基礎代謝が高く体温が高いため、汗をかきやすく、ニオイを発生させる菌の餌となる皮脂の分泌量も多い。 加えて「汗をかいてしまっている」と認識すると、緊張や不安、興奮といったことが原因で汗をかく精神性発汗によりさらに汗の量が増え、ニオイを放つリスクが高まるという悪循環に。 過度に人と距離を取ってしまい、相手との物理的な距離が、精神的な距離となってしまうことも。これでは、せっかくの自分のチャーム力をうまく発揮できない。