キーウの米大使館、「空爆の可能性」で閉館
(CNN) ウクライナの首都キーウの米大使館は20日、大規模な空爆の可能性を示す情報を得たため閉館すると発表した。 【映像】ウクライナ侵攻1000日、衛星画像で見る戦争の傷跡 大使館は公式サイトに危険情報を掲載。職員らに自宅待機を指示し、現地の米国人にも空襲警報が出たらただちに避難できる態勢の準備を呼び掛けた。 キーウ市内では19日夜から20日未明にかけ、数回にわたって空襲警報のサイレンが鳴った。20日朝のサイレンは約2.5時間続いた。 現地のCNN取材班によると、市内のあちこちでドローン(無人機)や防空システムの音が聞こえた。 キーウでは9月初めからほぼ連日、ロシア軍の攻撃が続き、住民らが地下鉄構内に避難している。