【UFC】ペレイラ、元王者プロハースカを戦慄ハイキックでKO撃破!リベンジ退けV2達成
総合格闘技イベント『UFC 303』 2024年6月30日(日本時間)米ネバダ州ラスベガス/T-Mobileアリーナ ▼UFCライトヘビー級タイトルマッチ 〇アレックス・ペレイラ(ブラジル/王者) TKO 2R13秒 ※左ハイキック→パウンド ●イリー・プロハースカ(チェコ/挑戦者) ※ペレイラが2度目の防衛に成功 【動画】ペレイラが鮮烈な左ハイキックでプロハースカをKO撃破! ペレイラは元GLORYライトヘビー級王者。22年11月イスラエル・アデサンヤをTKOで下してミドル級王座を獲得。しかしダイレクトリマッチではKOで敗れ王座陥落すると、階級をライトヘビー級へ上げ23年7月に元ライトヘビー級王者のヤン・ブラホヴィッチに判定勝ち。さらに同年11月にはプロハースカとのタイトルマッチを制し、史上9人目の二階級制覇を達成。前戦ではジャマール・ヒルを左フックでKOし初防衛に成功した。 対するプロハースカは初代RIZINライトヘビー級王者。30勝(4敗1分)のうち26KOと抜群の破壊力を持つ打撃を武器にUFCでも活躍し、22年6月にグローバー・テイシェイラに一本勝ちで王座を獲得。同12月の初防衛戦に向けたトレーニング中に右肩を負傷し王座を返上。しかし23年11月にはミドル級との2階級制覇を狙うアレックス・ペレイラに敗れて王座陥落。今年4月の再起戦でアレクサンドル・ラキッチをTKOし復活した。 1R、カーフキックを蹴るペレイラに、そこへパンチを合わせるプロハースカ。左右のストレートで前へ出るプロハースカにペレイラは得意の左フックを引っかける。組んで行ったプロハースカだが、ペレイラはテイクダウンを許さず引きはがしてスタンドに戻す。するとラウンド終了のホーンと同時にペレイラの左フックが当たり、プロハースカがダウンする。 そして2R、開始とほぼ同時にペレイラの左ハイキックが直撃! プロハースカがダウンするとペレイラは落ち着いてパウンドをまとめるとレフリーがストップ。 ペレイラがリマッチが制し、2度目の防衛に成功。ペレイラは勝利マイクで「短期間でのリマッチだったが予定通りの試合だった」と語ると、ヘビー級に階級を上げての前人未到の3階級制覇について聞かれると「そうなるかもしれないね。俺はいつでも予定が空いているからUFCがその気になればやるよ。ファンが期待しているからね」と前向きなコメントを残した。