ぽっこりお腹の撃退法 パーソナルトレーナーが腹筋より“大腰筋”を重視する理由
そんな前ももの張りをスッキリさせて、脚やせを目指すなら、やはり大腰筋を鍛えること! 大腰筋は、股関節を屈曲したときが最も一番大きな力を発揮するため、脚を持ち上げやすくなります。そしてなによりも大腰筋は脚を動かすエンジンといわれているので、立つ、歩く、走る等の日常の動きで前ももの負担が軽減されて、張りも解消されます。 だから脚やせにつながるのですね。 ここからは、大腰筋をひねって筋肉を硬くするのではなく、柔らかくして動きやすく疲れにくくなる体になるための運動をお伝えします!
ぽっこりお腹は呼吸から(骨盤後傾前傾)
●反り腰はお腹の筋肉がゆるみやすくなる ●反り腰のまま、正しい呼吸をしてもぽっこりお腹は改善しない ●背中を丸めることが反り腰の改善につながる 反り腰になると背面の筋肉が緊張し、逆にお腹側の筋肉がゆるみやすくなります。そして、お腹の筋肉がうまく働かないと骨盤が前に倒れてしまい、下腹部が前に押し出され、腹圧(体の中心部を支える力)が弱くなりぽっこりお腹になってしまいます。ぽっこりお腹に関係しているのは、最深部のコルセット筋とも呼ばれる「腹横筋」。この筋肉を働かせるには呼吸が最重要!! でも、骨盤が前傾したり反り腰のまま呼吸しても、ぽっこりお腹は改善されません。骨盤を後ろに倒して息を吐いて背中を丸めることにより、「腹横筋」が働きやすくなりお腹に力が入るのです。また背中を丸めることで反り腰の改善にもなります。 ・ 息を吐きながら背中からではなく骨盤から倒す ・ ゆっくり少しずつ吐いていく ・ お腹に力が入るのを感じて、少しずつお腹を凹ましながら限界まで息を吐いて吐ききってください。 そこまで吐くと腹横筋がうまく働き出します! 呼吸だけで反り腰、ぽっこりお腹に効果あるならやるしかない! ですね
坂村純子(パーソナルトレーナー)