“大リーグボール養成ギブス”で鍛えたボクサーがパワフルな秒殺KO!トップランクも期待
5月25日にカナダ・シャウィニガンにて開催されたプロボクシングWBCアメリカ大陸スーパーミドル級タイトルマッチにて、王者のクリスチャン・エンビリ(29=フランス)が挑戦者のマーク・ヘフロン(31=英国)を1R40秒の秒殺KO勝利し、7度目の防衛に成功した。まるで“大リーグボール養成ギブス”の様なチューブトレーニング動画で話題のエンビリ、トップランクも期待の注目選手だ。 【フォト&動画】エンビリが“大リーグボール養成ギブス”で鍛える話題の映像、秒殺KOシーンも エンビリはアマチュア時代、2016年のリオデジャネイロ五輪にミドル級で出場しベスト8に輝くなど活躍。17年にプロ転向すると連戦戦勝で、今回のヘフロン戦の勝利で27戦全勝(23KO)無敗を記録した有望なボクサーだ。 ムキムキのマッスルボディを持ち、21日にトップランクが公開したトレーニング動画では、エンビリがなんと“大リーグボール養成ギブス”を装着してのシャドー。 イーファイト編集部で、このギブスの商品調査を行なったが見つからず。ただ、映像の想像だが、かなり負荷がかかる仕様で、これをエンビリが毎日やっているとしたら、彼が持つKO率85%は納得だ。 実際、ヘフロン戦でも、エンビリはヘフロンをロープ側に追い詰めると、ジャブで相手の体勢を崩し、右のフックでテンプルを強打。左ボディで相手をなぎ倒した。 ダウンし立ち上がれないヘフロン。苦悶の表情で効かされた右脇腹をさするが、エンビリの脅威的なパンチの破壊力がうかがえる。 今年3月にトップランクと契約し、さらなる活躍が期待されるエンビリに注目だ。