遠藤航が今季リーグ戦最長となる33分間プレー 攻守に存在感の日本代表主将に「もっと時間を与えられるべき」の声
プレミアリーグ第19節が現地時間12月29日(日本時間30日)に行われ、首位リバプールはウェストハムと敵地で対戦。攻撃陣が前半からゴールを重ね、5-0と大差で勝利し年内最後の公式戦を締め括った。遠藤航もこの試合、後半途中からピッチに立ちチームの白星に貢献している。 【動画】遠藤航がさすがの存在感!マン・オブ・ザ・マッチに選ばれたサウサンプトン戦のプレーを見る 30分のルイス・ディアスの先制ゴールを皮切りに、コーディ・ガクボ、モハメド・サラーが立て続けに得点し3-0で折り返すと、54分にもトレント・アレクサンダー・アーノルドが追加点を挙げ、リバプールは試合中盤でリードを4点に広げた。そこからアルネ・スロット監督が交代のカードを切ることとなり、57分、遠藤がライアン・フラーフェンベルグと代わってフィールドに送り込まれている。 遠藤は中盤の下がり目のポジションを中心にプレーし、また、積極的に相手ゴール前まで駆け上がるシーンもみられた。この試合で遠藤は、リーグ戦では今季最長となる33分間にわたりピッチに立ち続けている。 試合終盤にはディオゴ・ジョッタがチーム5点目を挙げ、リバプールが快勝。公式戦4連勝を飾っている。ワンサイドゲームとなったこの日、リバプールの選手それぞれが高い評価となる中、途中出場となった背番号3にも称賛の声が送られている。 クラブ専門サイト『ANFIELD WATCH』では、遠藤のプレーについて、「後半の早い段階でライアン・フラーフェンベルグに代わって投入され、非常に頼もしい存在感をみせた。力強く、冷静で落ち着いたプレーで、リバプールが5点目を取るためのしっかりとした土台を作り上げた」と振り返った。 また、米国スポーツサイト『Sports Illustrated』では、各選手の個人採点を行っており、遠藤には10点満点中での「8」を与えている。その上で、「彼の運動量と粘り強さには常に疑いの余地がないが、この試合ではボール扱いも非常に良く、いくつか見事なパスを繰り出した」と攻守両面を称えるとともに、「もっとプレー時間を与えられるべきでリバプールの監督の信頼を勝ち取っている最中かもしれない」などと綴っている。 好調のリバプールの中で、この日も確かな存在感を示した遠藤。折り返しを迎えたシーズン、今後さらにそのプレーは様々な場面で求められていくことになるはずだ。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]