巨人ドラ1・石塚と同じ高校出身の24歳右腕が育成から再スタート「もう一回支配下に」
巨人の松井颯投手(24)が17日、育成再スタートからはい上がることを誓った。G球場で守備を7人に減らした中で行われた実戦形式で4イニングを投げた右腕は「首脳陣の方々はこれぐらいできるというのは分かっていると思うので、もう一回支配下に上がるのは、それを超えないといけない」と更なる進化を誓った。 今年のドラ1・石塚と同じ花咲徳栄出身。明星大から育成1位で入団したルーキーイヤーの昨季は5月に支配下登録され1軍初登板初先発でプロ初勝利。しかし、今季はわずか2登板で防御率13・50に終わり、来季は育成契約となった。「何をしてたんだろうっていう1年でしたね」と悔しさをにじませた。 今オフは台湾WLに参加し力を付ける。「カットやフォークを練習していて、直球の強さと精度を求めていきたい」。武者修行で成長した姿を見せる。
報知新聞社