仏で立ち往生の航空機出発 インドへ、人身売買未確認
【パリ共同】フランス北東部マルヌ県のバトリ空港に給油のため一時着陸し、組織的な人身売買の被害者が搭乗しているとの疑いで21日に離陸を阻止された航空機が25日、インド西部ムンバイに向けて出発した。人身売買は確認されなかったとして、人身売買に関わったと疑われて拘束されたインド人2人が釈放された。フランスメディアが伝えた。 航空機は当初、アラブ首長国連邦(UAE)から中米ニカラグアに飛行予定で、300人以上が搭乗していた。うち25人はフランスに亡命申請し、ムンバイ行きに搭乗したのは276人だった。目的地がムンバイになった理由は不明。