試合中に昏倒で救急搬送のボーヴェは大事には至らず…翌朝に目覚め、家族やチームメイトらと会話
フィオレンティーナは、インテル戦で昏倒したエドアルド・ボーヴェの様子を伝えた。 1日のフィオレンティーナとインテルの一戦の序盤、プレーと関係のないところでボーヴェが突然倒れ込んだ。即座に両チームの選手やスタッフが駆け寄り、同選手は救命措置を受け、救急搬送された。これを受け、前半16分で止まった試合は再開されることなく、中止された。 フィオレンティーナは同日夜にボーヴェの様子を発表。同選手はカレッジ大学病院で集中治療を受け、初期の検査で中枢神経系や心肺系に急性的なダメージが確認されなかったことを伝えていた。 そして翌2日、フィオレンティーナはボーヴェの状態をアップデートし、その中で「フィオレンティーナは、エドアルド・ボーヴェが昨夜何事もなく、今朝に目覚め、抜管されたことを発表する」と伝え、同選手の状態や感謝を綴った。 「彼は今、覚醒し、意識明瞭で見当識がある。朗報が入ってすぐさま駆け付けた家族やクラブ幹部、コーチやチームメイトと話をした。昨日の重大な状況に陥った原因を確認するための検査が今後数日中に予定されている。選手の治療を行っているカレッジ大学病院の医師は診断検査が進行中であることを認めている」 「フィオレンティーナは素晴らしい人間性とプロフェッショナリズムを示したカレッジ大学病院と医師やスタッフ全員に感謝している。クラブはまた、この困難な時期にメッセージやサポートを通じて大きな思いやりと気遣いを示してくれたフィオレンティーナファミリーとフットボール界全体に感謝したい」 なお、フィオレンティーナは4日に予定されているコッパ・イタリア3回戦のホームでのエンポリ戦を予定通り開催することも発表している。