石橋が昨春センバツの悔しさ晴らす快勝!先発入江は135球の熱投で聖和学園を完封!足の負傷も仲間のサポートに感謝示す【24年・夏甲子園】
<第106回全国高校野球選手権大会:石橋5ー0聖和学園>◇13日◇2回戦◇甲子園 学校創立100周年の石橋(栃木)が聖和学園(宮城)との「初出場対決」を制して初戦突破を決めた。 【一覧】「公立」対「私立」の対決結果 23年のセンバツ大会に21世紀枠で聖地初出場を経験も、能代松陽(秋田)に敗戦。聖地初勝利に大きく貢献した入江 祥太投手(3年)は「昨年のセンバツの負けから絶対に勝つことを目標にチームでやってきたので嬉しい」と135球の熱投を見せた。9回まで毎回の11奪三振と宮城大会決勝で仙台育英相手に19安打を放った聖和学園打線を抑えた。6回終了時には足を負傷して治療を行う場面もあったが、「足は少し途中痛いときもあったが、ケアしてくれたおかげで最後まで投げることができた」と仲間のサポートに対して感謝も口にしていた。 入江は打っても3安打猛打賞の活躍で投打に渡って活躍した。「自分はバッティングもピッチングも両方頑張るということで練習に励んできたので、その結果が出たと思います」と4番を任されているエースがバットでも結果を残した。 試合後、福田博之監督は「選手たちがすごすぎてびっくりしています」と称賛。聖地で躍動した選手たちに「時間がないという所で逆に集中出来ると思うので、それがうちの強味かなと思います」と語っていた。さらには、聖地初勝利を見届けようとスタンドには多くの応援が駆け付けた。「選手たちは応援に後押しされたと思います」と大声援を背に受け、勝利を手にした。次戦は青森山田と対戦する。