ジャイアンツの”起爆剤”に…?巨人、1軍定着が待たれる有望株(3)「潜在能力は1軍クラス」だが
シーズンも佳境を迎えている2024年のプロ野球。読売ジャイアンツは、熾烈な優勝争いを繰り広げている。残り少ないゲームで白星を重ねるためには、起爆剤となる選手の台頭も望まれるところだろう。今回は、一軍定着が待たれる巨人の若手有望株を紹介したい。(※今季成績は9月10日時点)
岡田悠希
投打:右投左打 身長/体重:183cm/84kg 生年月日:2000年1月19日 経歴:龍谷大平安高 - 法政大 ドラフト:2021年ドラフト5位 潜在能力は申し分ない岡田悠希だが、外野手争いの中では遅れを取っている。 龍谷大平安高では1年時からベンチ入りを果たすと、2年春には選抜甲子園に出場し、初戦でホームランも記録、高校通算で34本のアーチを描いた。 卒業後は法政大に進学すると、3年秋のリーグ戦からレギュラー奪取。2季連続で2本塁打を記録するなど持ち前の長打力を発揮したこともあり、ドラフト5位で読売ジャイアンツから指名を受けた。 ルーキーイヤーは一軍で大苦戦した一方、昨季はファームで90試合に出場して打率.281、12本塁打をマーク。持ち前のパワーを見せつけると、同年8月30日の広島戦では豪快なプロ初本塁打を放った。 とはいえ、確実性の面は大きな課題となっており、今季はファームでも91試合の出場で打率.227、6本塁打の成績。7月16日には今季一軍初出場を果たしたが、結果を残せずにファーム再降格となった。 チーム内では外野手争いが激しく、浅野翔吾や佐々木俊輔、オコエ瑠偉などといったライバルが数多くいる。走攻守すべてでレベルアップを図り、一軍定着に近づいていきたい。
ベースボールチャンネル編集部