DeNA、ホームが遠く完封負け…大矢氏、8回のバント失敗に「ああいうところはきっちりとやって」
CSファイナルステージ第5戦 ○ 巨人 1 - 0 DeNA ● <10月20日 東京ドーム> 20日放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル クライマックスシリーズセ ファイナルステージ第5戦 巨人-DeNA』で解説を務めた大矢明彦氏が、DeNAの攻撃について言及した。 DeNAは0-0の3回先頭の濵口遥大、1番・梶原昂希の連打で一、二塁とするも、牧秀悟が中飛、佐野恵太が遊併に倒れ先制できず。大矢氏は佐野の併殺打に「たまたま正面ですよ。当てるのが精一杯のところに来たので、見逃してもストライクと言われてもおかしくない低さだった。いい時は三遊間に行ったり、センターに転がったり、正面に行ったのでしょうがないといったらしょうがない」と振り返った。 DeNAは0-1の7回一死走者なしから桑原将志がレフト・オコエの拙い守備もあり三塁打で出塁。ここで森敬斗が、先発・山﨑伊織に代わりマウンドに上がった高梨雄平から痛烈なショートへのゴロを放つも、ホームを狙った三塁走者・桑原がタッチアウト。続く戸柱恭孝の打席中に一塁走者・森が二塁盗塁を試みるも失敗で無得点に終わった。 大矢氏は7回のDeNAの攻撃に「DeNAから考えると森のところで代打を使うかどうかだった。戸柱はキャッチャーなので代えられない。チームのこと考えると、森でなんとかできればというところだったんですけど」と話していた。 続く8回も先頭の戸柱がライト前に放ち、代走に林琢真を送るも代打・蝦名達夫がバント失敗で無死一塁が二死走者なしとなってしまった。大矢氏は、8回のバント失敗に「あのバントは正直お粗末でしたね。バントとわかって出ているのでね。ああいうところはきっちりとやってほしいですね」と指摘。さらに9回も一死一、二塁で宮崎敏郎が空振り三振、代打・筒香嘉智が中飛でホームが遠かった。 大矢氏は試合後、「昨日にしても今日にしても細かいところがDeNAの方はうまく機能していないところがぼちぼち見える。若さが原因であるんですけど、こういうのをクリアにしないと強かなチームになっていかない」と話していた。 (ニッポン放送ショウアップナイター)
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