突然死の危険性も...!息切れや、めまい、倦怠感を伴う「不整脈」「徐脈」など "低すぎる心拍数" について米医師が解説
心拍数が低過ぎる人はどうなる?
冒頭でも述べた通り、心拍数が低過ぎるタイプを「徐脈」と言い、訓練を積んだアスリート、もしくは睡眠中を除き、心拍数が45以下の状態が持続するのは、心拍リズムに問題がある可能性もあるので、検査したほうがいいとビクター博士。 心拍がゆっくりな人に多い症状は、頻繁にめまいを感じたり、気が遠のいて気絶しそうになったりするケースで、そういう時は直ちに医師の診察を受けるのが重要だとポール・ワン医学博士は述べる。 「中にはペースメーカー(体内につけて心拍が遅くなりすぎないように維持する機器)が必要になる人もいます」
すぐに病院へ行くべき、緊急事態の心拍数とは?
心拍数が低すぎると血圧低下につながり、気絶する可能性があるとビクター博士。 「35回以下のときは緊急事態とみなすべきです」。 「さらに、頭のふらつきや、心臓のドキドキ、動悸、息切れ、胸の痛みなどの症状を伴って心拍数が変化した場合は至急、治療が必要です」とビクター博士は述べる。 心拍数に関しては人によってかなりばらつきがあるので、自分の“正常値”を把握しておくことが第一歩。明らかな原因がないのに自分の基準値と大幅に違うことに気づいたら医師の診察を受けることが重要。 ※本記事は、海外記事の翻訳版です。データや研究結果はすべてオリジナル記事に基づいています。
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