「私、300万円課金して20㎏痩せても不幸だった」陰キャOL、皮膚がおばあちゃんみたいになった顛末は【鬼軍曹ゆか様#01】
20㎏痩せたけど、皮膚はダルダルでおばあちゃんみたい。追い込まれて水を飲むのも恐怖に!
痩せたけれど疲れやすく、いつもイライラしていました。 ラクして痩せたいと言いつつも、エステに通いながら自己流で食事制限をしていたといいます。ゆか様が設定したのは1日1,000キロカロリー! これは、厚生労働省が目安としている摂取カロリーの半分。 「とにかく野菜ばっかり食べていて、空腹をしのぐために白湯を飲む生活。頼まれもしないのに食事記録をして、担当のエステティシャンに見てください!と提出。とにかく必死でした。3大栄養素であるタンパク質、脂質、糖質がとれていなかったので、免疫力は低下。インフルエンザの予防接種を受けたのに2回もかかってしまうほど。常にだるくて、風邪をひいているような感覚で。痩せたというよりしぼんだ感じ。夏でも肌はカサカサ、冬は保湿をしても粉をふくほどに。胸から痩せるといいますが、2カップくらいは落ち、お尻も垂れたまま。 体重を計って500gでも増えていると、水を飲むことさえ怖くなっていました。友達とバーベキューに行っても、コンニャクを持参して、肉は2~3切れ食べておわり。そんなの楽しくないんですよ。しかも、エステティシャンに任せ、ラクして手に入れた体だから、自己肯定感なんて上がらないんです。親や友達は心配して声をかけてくれていましたが、当時の私は痩せたい一心で周囲の声が聞こえなかった。今思えば、精神状態は半分病気のようになっていたんだと思います」 このままじゃまずい!そこからまさかの大逆転で、理想のボディと幸せをつかみとった方法とは!? 続く【後半記事】では、『究極ズボラ陰キャOLが一転「ジムを出るときは景色が違って見える」と断言できるようになったワケ』を紹介します。 プロフィール 鬼軍曹ゆか様(福田裕香) 高校卒業後、会社員に。自身のダイエット経験を生かし、30歳でジムのトレーナーに転身。パーソナルジムに勤務しながらオンラインサロン「ズボラ矯正ジム」を主宰。リアルタイムで仲間と一緒にトレーニングができ、習慣化しやすいと評判になり、じわじわとサロン生が増えていった。2021年に独立し、東京・代々木上原エリアに「soar gym」をオープン。これまで800人以上に指導してきた。 太る原因とその改善方法や、ズボラでも続けられるダイエット法の発信に注目が集まるXは、フォロワー数7万人超え。Instagramには、痩せたことで気づけた自分を好きになり、幸せな人生を送るためのマインドを発信しているので、要チェック! X @s_yukasama Instagram @yuka_fitness 撮影/佐山裕子(主婦の友社)
取材・文/岩淵美樹