長友佑都が明かしたサウジ戦で「身震いした」シーンは?日本代表への強い思いも口に「僕の目標は次のW杯にある」
長友佑都が日本代表への思いを語った。 15日に2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選でオーストラリア代表と対戦する日本代表。アウェイ・サウジアラビア代表戦(2-0)を終え、日本でのトレーニング2日目を迎えた。 【フォトギャラリー】日本代表W杯アジア最終予選第3節・サウジアラビア代表戦 練習後に長友が囲み取材に対応し、サウジアラビア戦について振り返った。自身はベンチ外となったものの「自分が本当にピッチに立ったかのようで。君が代を聞いているときに身震いしたというか、やってやるぞという気持ちになった」という心境があったことを明かした。 そして試合内でも、チームメイトたちの熱い魂を感じた「すごく印象に残っている」場面があったという。口にしたのは1点をリードした27分に最大4人が飛び込むシュートブロックを3連続で見せたシーンだった。 「4人がかりでシュートブロックをしていて。本当に代表の魂を見るような…ああいう集中力と緊張感があれば、この試合は絶対ものにできるとは思いましたね。あれが代表の基準だなと思います。それくらい彼らの魂を見たというか、代表はこうやって戦うべきだっていうのを体現してくれている。それは嬉しかったし、アジアカップで学んだ『アジアは甘くない』っていうところ…経験っていうのは明らかに出ているなと」 そして話題は自身の置かれている状況に。9月から試合連続でベンチ外となっている長友だが、それでもトレーニングでは誰よりも声を出し、チームを盛り上げ続けている。 この言動が「誰もができないからこそ僕はここにいると思っている」と自覚してからこそによるものだと明かし「もちろん選手として出たい気持ちも、ピッチに立ちたいなっていうのもちろん強い」との心境も吐露。それでも、37歳DFの見る先は2026年のW杯にあると宣言した。 「僕の目標は次のワールドカップにあるので。まず、そのためにはチームが勝たなきゃいけないし、W杯に出場しなきゃいけない。このチームを勝たせなきゃいけない。それはどんな役割になっても思っているので」 「自分の目標や夢を叶えるためにも、今はどんな立場になってもチームのために戦いたいなと思っています」