片山さつき地方創生相が就任会見(全文)地方創生の国民大運動を展開したい
第4次安倍改造内閣で初入閣した片山さつき地方創生担当相(59)が3日、就任会見を開いた。片山氏は、同内閣で唯一の女性閣僚。地方創生のほか、規制改革や男女共同参画、女性活躍などを担当する。 会見で、片山氏は「地方創生については、第1期総合戦略まち・ひと・しごと創生の総仕上げに向けて取り組みを強化したい」などと抱負を語った。 ※【**** 00:35:30】などと記した部分は、判別できなかった箇所ですので、ご了承ください。タイムレコードはYouTubeのTHE PAGEチャンネル上の「初入閣の片山さつき地方創生相が就任会見(2018年10月3日)」に対応しております。
地方創生・地方分権について
司会:それでは片山大臣の就任記者会見を始めます。大臣、お願いいたします。 片山:このたび、内閣府特命担当大臣を拝命いたしました片山さつきでございます。今後、皆さまには大変お世話になるかと存じますが、どうぞよろしくお願いいたします。それでは冒頭少しお話をさせていただきます。 私の担当は地方創生、規制改革、男女共同参画、そして内閣の担当大臣として女性活躍、まち・ひと・しごと創生という非常に重たいお仕事をたくさんいただいております。で、まず焦点の1つというか、総理のほうからも安倍内閣の経済・社会政策の柱の1つというふうにご指示がございました地方創生ですが、本当に東京圏への人口の過度の集中の是正ということで、かなり一生懸命取り組んでおりますが、まだ12万人の入京であったり、これからいろいろ目に見えた成果を出すために、もう一段階、起爆剤のあることをやってまいりたいと。将来にわたって日本社会全体が活力ある、そういった日本をつくっていくのが第4次安倍政権の新しい日本づくりということかなというふうに考えておりまして、早速その第1期総合戦略まち・ひと・しごと創生の総仕上げに向けて、その取り組みの強化をしてまいりたいと思っておりますし、国家戦略特区につきましても、まだまだ岩盤規制改革がございます。さらに規制改革事項を追加するべく頑張らなくちゃいけないし、具体的に指定された区域におきましても思ったほど進んでいない地域というのも当然あるでしょうから、これからさらに【公私 00:03:53】を使って具体的に、すでに指定されている地域の実情がどうだということをよく説明を受けた上、できるだけ早く地域に足を運んで、迅速化に向けて私も陣頭指揮を取ってまいりたいと、かように考えております。 分権につきましては、やはりそもそもの分権改革の理念が、地域が自らの発想とつくる力で課題解決をしていくという、その基盤でございますので、この提案募集、地方のほうからの提案というのがいかにいいものが上がってきて実現するかという基本姿勢に立って、改革を進めてまいりたいと思っております。道州制につきましても、これは都のほうでもいろいろ議論がございますので、連携して取り組んでまいりたいということはきのう申し上げました。