【香港国際競走・国内最終追い】ジャンタルマンタルは川田将雅を背に機敏な反応 高野調教師「いい追いきり」 ソウルラッシュGⅠ連勝へ軽快
香港国際競走(12月8日)に出走予定の関西馬が26日、国内最終追い切りを行った。香港マイルに出走のジャンタルマンタル(牡3・高野)は川田が騎乗して、坂路2本目を4ハロン56・2―39・6―24・4―11・5秒で登坂。数字通りしまいの反応は機敏で、NHKマイルCを勝って以来、久々の実戦となるが態勢は整った。「ジョッキーに反応を確認してもらいましたが『いい』と言っていましたし、いい追い切りだったと思います。落ち着きが出て、操作性も良くなっていますね。必要な部分ですし、成長していると思いますよ」と高野調教師。 同レースに出走予定のマイルCS勝ち馬ソウルラッシュ(牡6・池江)は間隔が詰まっていることもあり、坂路を4ハロン62・2―45・3―29・2―14・5秒で駆け抜けた。岩崎助手は「レース後も問題なく調整できていますし、カイバも問題なく食べてくれています。今年はさらに成長してくれていると感じますし、いい結果を出してくれれば」と語った。 香港スプリントに出走のルガル(牡4・杉山晴)も西村淳を背に、坂路に登場。馬場の真ん中をスピード感あふれる走りで、4ハロン50・4―35・9―23・3―11・7秒の好時計をマーク。促されての伸びはシャープで日香スプリントGⅠ連勝をはっきりと視界に捉える。なお、関西馬5頭は27日(水)に日本を出国する予定。
東スポ競馬編集部