ドジャース一塁コーチ、盗塁刺され左肩亜脱臼の大谷翔平の判断かばう「なんとか持ちこたえようとした」
本拠地で２連勝したドジャーズは、２８日の第３戦に備えて、当地で練習を行った。第２戦で左肩を亜脱臼した大谷翔平投手（３０）について、マッカロー一塁コーチは「他に走塁のやりようがあったかどうか、言うのは難しい。一塁からのアングルで、送球のタイミングを読み切ることが困難な状況だった」と、負傷した大谷の判断をかばった。 通称「グリーンライト（青信号）」。大谷はベンチからのサインではなく、盗塁の判断を任されている。アグレッシブに次の塁を狙ったが、結果は二盗失敗。それ以上に左肩亜脱臼という代償を負った。 「彼の今季の盗塁成功率は、９５％（５９盗塁４失敗、９４％）だと思う。常にクリーンで、効果的な盗塁を重ねてきた。ただ、あのシーンはとても微妙で、うまく滑り込めなかった。勢いでベースを行き過ぎてしまうところを、なんとか持ちこたえようとした」と、マッカローコーチ。試合後、チーム便でＮＹに移動した同コーチは「現時点では、まだ大谷と話す機会は持っていない。まだ、状況のアップデートは聞いていない」と、心配そうに語った。
報知新聞社
