20代の娘が「月15万円のクレカ支払いを肩代わりしてほしい」と言ってきました。20代なので自分で管理してほしいのですが、もう親が管理するしかないのでしょうか?
今回のケースは、「20代の娘から月15万円のクレジットカードの支払いを肩代わりしてほしいと言われた」とのことです。15万円は決して少ない金額ではないと考えられるため、このことが関係し、親が管理するほうがいいか検討する人もいるでしょう。 今回は、クレジットカードの支出を管理する3つのコツについて解説します。
クレジットカードの支出を管理するコツ
20代の娘がクレジットカードの支出をうまく管理できないのであれば、以下のような方法を提案してみるといいでしょう。 ・オンライン上で請求額を確認する ・分割払いを利用しない ・クレジットカードの月の使用上限を決めておく クレジットカードの使用方法に限らず、支払いを無理なく進めるには、収入と支出の把握が重要です。それぞれの内容について、詳しく解説します。 ■オンライン上で請求額を確認する 多くのクレジットカード会社では、オンライン上で請求額を確認できるサービスを提供しています。そのため、請求書が届くのを待たずに、現状の利用額を確認することで、使いすぎの防止につながる可能性があるでしょう。 クレジットカードを使用した買い物は手元から現金がなくならないため、どれだけ使用しているかを把握することが難しいと考えられます。結果として、使いすぎてしまっているケースも珍しくないようです。 ただし、クレジットカード会社や決済先のサービスによって、即時反映されないこともあるでしょう。数日たってから利用明細が更新されることもあるため、請求額を確認するタイミングには注意してください。 ■分割払いを利用しない クレジットカードの支払い方法は、一括払いのほかに分割払いも選べます。しかし、分割払いを使用すると見た目上の金額が安くなってしまうために、使い過ぎにつながってしまうケースもあるようです。 さらに、分割払いを使用する場合、金利や手数料が上乗せされるケースもあるでしょう。結果的に購入した価格よりも支払う金額が高くなってしまうため、総合的に見ると損してしまう可能性があります。 また、分割払いはしっかりと管理できなければ、自分が支払える額を大幅に超えてしまうかもしれません。このようなトラブルにつながる恐れがあるため、分割払いはできるだけ利用しないほうがいいでしょう。 ■クレジットカードの月の使用上限を決めておく クレジットカードを使用する場合、月の使用上限を決めておくのもいいかもしれません。ここで示す使用上限とは、クレジットカードの上限額ではなく、月に3万円や5万円までは使ってもいいと自身で決めた上限額です。 クレジットカードだけを使っている場合、現金が手元からなくならないために、お金を使っているといった感覚が薄れてしまうこともあるようです。 もし使用上限を決めることが難しい場合は、クレジットカードの上限額そのものを引き下げることも検討してみましょう。物理的に上限を決めることで、クレジットカードの使いすぎ防止につながるはずです。
娘が自分でクレジットカードの管理をできない場合、親が使用方法を管理するのも一つの手段になる
クレジットカードは現金が手元からなくならないため、うまく管理ができない人もいるようです。この場合、親が使用方法を管理するのも一つの手段になってくるでしょう。 もし娘自身に管理させたいのであれば、クレジットカードの使用方法を見直す必要があります。例えば請求額を定期的に確認したり、分割払いを控えたりなど、実践できる方法はさまざまです。 どの方法が適しているかは人それぞれ異なるため、紹介した内容を参考に、適した方法を実践してみてください。 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部