気温の変化に即レス可!レイヤード巧者たちは“季回し”コーデの良き手本だった
突然だけど、ファッションがさらに楽しくなる心得をひとつ。それは、クローゼットのアイテムを再点検してポテンシャルを引き出すこと。ずばり、着回しではなく“季回し”。 【写真11点】「レイヤード巧者は“季回し”コーデ」の詳細を写真でチェック 移ろう季節をまたいでアイテムを活躍させる、賢いレイヤード術をここで。
① すっかり定着! インナーに「デニム挿し」
竹房 優さん(42歳) ヨーロッパミリタリーが香るハーフコートを、より暖かく個性的に。ということで、インナーにGジャンを挿してみる。ともに色落ちした表情が風情を生み出し、ショート丈が演出するレングスのギャップも趣深い。
と思いきや、Gジャンではなくデニムベストであったというさらに強烈なオチ。しかも、ベストの下にはライン鮮やかなトラックジャケットが。上級者!
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② デニム・オン・デニムを冬景色で
佐藤純也さん(49歳) マリンなボーダーカットソーに、ブルーの色みを合わせたデニムブルゾン。その上からさらに武骨なジャケットを羽織ることで、春らしいデニム・オン・デニムの雰囲気がぐっと冬景色にシフトする。
ベレー、カラーソックス、時計やシューズなど、脇役たちも実に個性豊か。細部にこだわる大人の気遣いが、装いの偏差値を高めるのだ。
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③ ユニークなリズムを奏でるワッペンと刺繍
渡邉達也さん(34歳) パンツとは対照的に、ホワイト系の色で構築したトップス。ジャケット、カーディガン、Tシャツと同系色で重ねるなか、リンクしたワッペンと刺繍がユニークなリズムを奏でる。 アウター使いしたジャケットの裾から少しだけインナーが覗く、丈感のバランスも好印象。ルーズなシルエットながら、だらしなく見えない要因に。 ◇ 組み合わせの妙が生む、全身のこなれ感と独自性。分厚いコートに身を任せるだけでなく、自由な発想のレイヤーで冬の装いをさらに満喫してほしい。
OCEANS編集部