【MLB】ドジャース、ヤンキース、メッツ...フアン・ソト獲得へすでに名乗りをあげた7チームは?
今年のワールドシリーズでニューヨーク・ヤンキースを破ったロサンゼルス・ドジャースが、現在のMLBで最も優れたロスターを擁していることは明らかだ。 MLBの2024年フリーエージェント市場はいつスタート?|スケジュール、有力フリーエージェント情報まとめ ドジャースにとってそのワールドシリーズは、将来ロサンゼルスでスーパースターとなる選手を間近で観察する絶好の機会となったのかもしれない。 ドジャースはすでに大谷翔平、ムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマンといったスーパースターたちを擁し、この先も勝ち続けていけるだけのチームづくりは出来上がっている。それでも、ドジャースが選手補強の手を緩める様子はない。 今冬のフリーエージェント選手のトップはヤンキースのフアン・ソトに対しても、すでに獲得へ名乗りを上げた7チームの中にドジャースが含まれている、との米紙『ニューヨーク・ポスト』のジョン・ヘイマン記者は報じている。 「すでにフアン・ソトに声をかけている7球団は判明しています。現在ホームレス状態にあるタンパベイ・レイズ(※)が名乗りをあげたのは驚きでしたが、他の6球団はすべて大きなマーケットを抱え、多額の年俸を支払っているチームなので、彼らがソトを獲得できる確率はおそらくレイズよりはるかに高いでしょう」とヘイマン氏は語っている。 ヘイマン氏によれば、現在ソト獲得に動いているチームは、 ・ニューヨーク・ヤンキース ・ニューヨーク・メッツ ・ロサンゼルス・ドジャース ・トロント・ブルージェイズ ・ボストン・レッドソックス ・サンフランシスコ・ジャイアンツ ・タンパベイ・レイズ の7チームとされている。そして、この他にもナショナルズやカブスなど、少なくとももう4チームは興味を示すのでは、と予測している。 「現時点では、タンパベイ・レイズがニューヨークの2球団をはじめとするその他のメジャーマーケットのチームと肩を並べるのは難しいと思われ、リストの中ではだいぶ離された7位と見なさざるを得ません」 この中でドジャース のソト獲得の可能性については、「ドジャース:フリーエージェントとなるほぼすべてのスーパースターに対して触手を動かすチームがソトに対して興味を示すのは当然だ。しかし、ソトは西海岸に戻りたいと思っているだろうか?」とコメントし、7チーム中の3番手の評価をつけている。 「もしドジャースが何らかの方法でソトを獲得できたら驚きだ。ソトの契約は6億ドルから7億ドル(1ドル153円換算で約918~1071億円)と予想されているが、ドジャースはすでに非常に高額な選手を多数抱えている。ソトを獲得できれば素晴らしいだろうが、その可能性は低いように思われる」 ※先日のハリケーン・ミルトンの影響で本拠地トロピカーナ・フィールドの屋根が大破。新球場プランが来年着工、2028年完成で進んでいたため、現スタジアムの補修に資金を投入するかは未定で、来季以降の本拠地がどうなるか注目されている。
Sporting News Canada • 石山修二 Shuji Ishiyama • Patrick McAvoy