陸上の佐藤拳太郎が母校で壮行会 「予選から日本記録を」と抱負
陸上男子400メートルの日本記録保持者でパリ五輪代表に決まった佐藤拳太郎(富士通)が12日、母校の埼玉県所沢市立狭山ケ丘中で行われた壮行会に出席し「個人種目での決勝が第一目標。予選から日本記録を更新する。(1600メートルリレーは)メダルを確実に取れるメンバーがそろっている」と力強く抱負を述べた。 6月下旬の日本選手権では400メートル決勝を棄権。原因は左アキレス腱痛で、大舞台を見据えた判断だったと明かした。昨年、44秒77で走り32年ぶりに日本記録を塗り替えたエースは「まだまだあんなもんじゃないと思っている。まずは準決勝で44秒50以内の記録を出す」と気合十分だった。